青森県ではあちこちで紅葉が見ごろになってきました。
ついつい山に向かってしまうことが多くなる季節。
車は黒石方面へ…
先週、始めて開催された「全国焼きそばサミットin黒石」は、
2日間で6万3千人の人出と賑わいましたねえ。
そういえば、最近はこけしの本が出版されたり、
さまざまな雑誌でこけしが取り上げられたりと
特に首都圏の若い女性にこけしブームが来てるようです。
そこでまず訪れたのは、津軽こけし館。 久しぶりです。
中に入ると、まず目に飛び込んでくるのは日本一のジャンボこけし!
昨年12月の東北新幹線全線開業に向けて地元の園児や児童も参加して、
樹齢350年余の青森県産の桂の原木で作られた高さ約4.2メートルのこけしは、
何とも言えないパワーを発しているような存在感たっぷり!
なぜか思わず手を合わせてしまいました。
その周りには、津軽こけし工人会の各工人さんの作品が所せましと並ぶほか、
全国のこけしが並んでいました。
その中で気になったのが、“湯めぐり湯札”♪
めんこい(かわいい)ですよね。
ご存じの方も多いと思いますが、
こけしの顔が描かれた木の湯札で、裏に入浴券3枚が付いていて1,500円。
壁掛けこけしとしても楽しめる優れもの。
小嵐山・黒石温泉郷の6つの温泉旅館で利用できます。
1年間有効なので、3回に分けて使ってもOK!
地元の工人さんの中でも、かわいい表情を描くと言われる阿保六知秀さんが
こけしを作るかたわらで一枚一枚描いているということで、
品切れの日もあるという人気の湯札。 ラッキーでした!
車には当然、銭湯セットは積んであるし、お昼前ということもあって、一番遠い青荷温泉へ。
いやあ~、滝見の湯はいつ入っても気持ちいいですねえ。
いきなり長湯をしそうに…
ここには4つの温泉があるのですが、宿に近くなるにつれて湯が熱くなっているので
滝見の湯、露天風呂、内湯、健六の湯の順に奥から入るといいですよ
と女将さんからうれしいアドバイスがあります。
さて、次の温泉へと行きたいところですが、
一か所で4つの湯船に入ってしまったし、お腹もすいたので
黒石やきそばを食べてお土産を買って帰ることに。
お土産は、黒石の銘菓“シャロン”♪
シャロンは、黒石市役所の向かいにある「シャロン甘洋堂」のお菓子で
お店の名前にもなっている有名な洋菓子。
柔らかいコーヒー風味のカステラにコーヒークリームをはさんでいるのですが、
こしあんを混ぜたようなコーヒークリームがとにかくなめらかで
舌触りがよく、やみつきになるおいしさ♪
冷やして食べるとサイコ―です。
昭和59年に全国菓子大博覧会で内閣総理大臣賞を受賞していて、
黒石の親戚などが家に遊びにくるときは、よく買って来てくれる黒石土産定番のお菓子。
バナナと生クリームが入った姉妹菓子“ドリーム”もありますが、
わたしは“シャロン”派!
お近くにお寄りの際は、ぜひお試しください。
by すがまにてぃ
がんばろう東北! 青森から東北の元気届けます。
『湯めぐり湯札』
◆津軽こけし館と津軽伝承工芸館で販売しています。
≪津軽こけし館≫
住所:黒石市袋字富山72-1
TEL:0172-54-8181
営業時間 9:00~17:00
≪津軽伝承工芸館≫ ※津軽こけし館隣り
TEL:0172-59-5300
営業時間 9:00~17:00
◆利用できる温泉
落合温泉の花禅の庄、かねさだ旅館、小さなお宿南風館、板留温泉の丹羽旅館、
温湯温泉の三浦屋旅館、青荷温泉
≪シャロン甘洋堂≫
住所:黒石市前町17-9
TEL:0172-52-4688
営業時間 8:30~20:30 年中無休
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