昨年の秋、青森県三戸町でとても可愛らしいりんごに出会いました。手の中に収まるほど小さなりんご「ミニふじ」です。

りんごのメイン品種である「ふじ」は甘くて食味が良く、長期保存が可能な品種として今や世界のメイン品種ですが、この「ミニふじ」はふじの特性に近く、小さいりんごとしては珍しく長期間の保存が可能です。

三戸町の故水野益治さんが「全国に向けて特色あるりんごを売っていきたい」と独学で開発し誕生させたのだそうです。現在では父親である水野益栄さんが受け継ぎ、「ミニふじ」を手がけています。

一般的なりんごは、重さが300gほど。1個食べると満腹感で満たしてくれる大きさですが、ミニふじは直径4~5センチ、重さ50gくらいで通常の1/4~1/5サイズ。だから食後のデザートとしても、ちょっと小腹が空いたときにも丁度良い大きさなのです。小さいため持ち運びも負担になりませんね♪
そしてなんとも嬉しいのが保存性の高さ!通常これくらいの大きさのりんごだと長期の保存は難しいのですが、この「ミニふじ」は一般家庭の冷蔵庫でも密閉した袋に保存しておけば1ヶ月は余裕で保ちます。(昨年秋に自宅の冷蔵庫で保管してみましたが2ヶ月は大丈夫でした)

今年は、通信販売での取扱いもはじまったそうです。小さな小さなりんご「ミニふじ」が全国の人達に可愛がられますように・・・・
byノブchan
がんばろう東北! 青森から東北の元気届けます。
「青森のうまいものたち」でも紹介しています。