下北の冬の風物詩の一つに「ふのり」があります。
2月の風間浦で、寒風吹きすさぶなか海水につかり、一心不乱にふのりを収穫する姿。
下北の大自然の厳しさに対する畏怖と、食材提供のために頑張ってくれている人たちへの感謝の気持ちを抱かせます。
日本の食卓を支えてくれている人たちへの感謝の気持ちを込めて、
今年も旬の味を「いただきます」
こちらは、ふのりの本場・風間浦村の「あさの食堂」さんの「ふのりラーメン」。
最高です。最高です。最高です。
やめろって言われるまで何度でも言います。最高です。
青森らしい縮れの強い細麺に、煮干しのスープ。余計な具材は一切いりません。
ネギとお麩と普通のチャーシュー1枚でいいんです。
仕事そっちのけでふのりの香りと食感を堪能しました。
スープのなかでフワリと立ち上がる磯の香り。
そしてふのり特有のシャクシャクした食感。
加熱されると徐々に現れるふのりのトロトロが、新しい食感を与えてくれます。
ラーメンのほかもう一品はこれ。
いか寿司です。いか寿司っていうと、中に餅米などを入れて煮込んだイカめしを想像する方が多いようです。下北のいか寿司は、中に野菜!つけもの感覚であっさりといただくことができます。日本酒に良く合いそうな一品です。
鮟鱇に蛸に鱈に槍イカに本鱒に平目に真子鰈に母鰈にと、冬は魚が特にうまい!
そして温泉。そして関乃井。
冬の下北、お薦めします。
新湯派です。
By OAK
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。