昨年、むつの田名部まつりでご一緒したブロガーさんに、
誰もが「エエッ!?」となるようなお店を教えてもらいました。
それから半年、ついに念願かなってそのお店を訪れる機会に恵まれました。
念願かなって対面したもの、それがコレです。
高さ30cmにもなろうかという超巨大天丼!
実は、盛りつけ直後は30cmをかる~く超えていたのですが、
写真の準備の間に沈みこみ、ちょっぴり小さくなってしまったのです。
それでもこの大きさ! こんな大きくていいんですか~?と叫びたくもなりました。
このお店は、六ヶ所村泊地区にある「ろばた焼 魚政」さんです。
女将の中村みつ子さん(中央)と娘さんがお店を切り盛りしています。
ただ、問題の超巨大天丼は、綾子さん(写真左)が担当することになっているようで、
その調理の様子をのぞかせていただきました。
1杯の丼に使用する具材の量を聞いたところ、
「・・・その日の気分次第で変わりますよ~。」と満面の笑み。
何人分の食材になるのかなどと細かいことを気にしてはダメなんです、ここでは。
天丼を積み上げている綾子さんの不敵な笑み、とてもステキです(笑)。
ちなみにこの日、1杯の丼に使用した具材は、こんな感じ。
大きいトレイいっぱいに広げられた天ぷらが、
綾子さんの手によって積み上げられていくのです。
ご近所からの頂いた野菜などを「捨ててはもったいない」として、
天ぷらにして積み上げたのが始まりという超巨大天丼。
実は年々巨大化しており、「現在が大きさのピーク」(by綾子さん)なのだそうです。
正直言いましょう。無理です。食べきれるわけありません。
女将さんも「無理して食べないでね」と言って、持ち帰り用のパックも準備してくれます。
その心遣いに感謝しつつも、
一体こんな超巨大天丼、食べきった人はいるの? と聞いてみれば、
「若い自衛隊員が完食しました。味噌ラーメンと一緒にね。」
・・・あ然。その一言に尽きます。全身胃袋のような人に栄光あれ!
実は、魚政さんの巨大料理は、天丼だけではありません。
里美さんがにこやかに持っているお好み焼き、顔と見比べてみてください。
天丼もこのお好み焼きも、何と1,000円という破格の安さ!
・・・いいんですか、こんな安くて!?
「若い人は給料も安いので、このお店でたくさん食べてほしい。」
魚政さんの安くて大きい料理には、女将さんの優しい気持ちが隠されているのです。
天丼、お好み焼き以外にも、総じて大きいのが魚政さん。
「普通の大きさなのは味噌ラーメンくらい。」とブロガーさんが言っていたとおり、
出てくる料理を見る度に、目を丸くしてしまいました。
そんな見た目も大きく、女将さんの気持ちも大きい魚政さん。
チャレンジャーの気持ちで「挑戦」してはいかが?
by ハッピーハンド
がんばろう東北! 青森から東北の元気届けます。
※注意
超巨大天丼は、原則1日2食の予約制です。事前に電話連絡をしてお出かけください。
<ろばた焼 魚政>
上北郡六ヶ所村大字泊字川原707-1
0175-77-2838
17:30~20:00(LO 22:30)
定休日 12月31日
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。