4月も中旬になってやっと春らしい日が続いている青森県内。
気象台の発表によると、平年より19日遅く4月13日を持ってようやく積雪ゼロとなった青森市ですが、まだまだ市内のあちらこちらに雪が残っています。
そんな中でもこの週末は、県内各所で春を感じさせるイベントや催しがありました。
4月14日は第18回青森県春のクリーン大作戦が小さな親切運動青森県本部と青森県観光連盟の共催により開催されました。本格的な観光シーズンを前に、ゴミのないキレイな街並みで観光客を迎え入れようとメイン会場のアスパム前には2千人以上の県民が参加し、清掃活動を実施しました。
まだ雪が残る中、ネブタ小屋建設の準備が進められています。この段階では、8月の賑わいは想像がつきませんね。
人の方が多すぎて、ゴミないんじゃないのと毎年言われますけど、このように結構集まっています。
春先に限らず、一年中、きれいな街で観光客の皆さんを迎え入れたいものですね。
4月15日は県南地方に春を告げる蕪嶋まつりが開催されました。
東日本大震災により、ウミネコの繁殖地として有名な蕪島周辺もトイレやフェンス、道路が壊れ、昨年度は中止となっていたので、今年は2年ぶりの開催。待ちわびた八戸市内外の多くの人で賑わっていました。
蕪嶋神社は弁財天を祀り、商売繁盛や子授け、豊漁にご利益があるとされています。私は商売繁盛というか、趣味のブラッドスポーツの幸運を祈りました。
着いたら、ちょうど御輿の運行の時間でした。
ウミネコは2月下旬から4月中旬くらいまでに飛来してくる春告げ鳥です。また、漁場を教えてくれる弁天様の使いとして大事にされてきました。そういえばちょっと神々しい?ばくだん攻撃(ウミネコの糞)にも気をつけましょう。
お昼は近くの八戸市水産科学館マリエント4階の「味小径 千陽」でいただきました。以前、このブログでも紹介されていましたね。
写真は私が注文した特上えびす浜膳です。うに丼ときんきんの唐揚げ、刺身、小鉢で1,500円とリーズナブル。特にきんきんの唐揚げは絶品でした。全体的に上品な味付けが印象的でした。
また、八戸港遊覧船「はやぶさⅡ」も1年半ぶりに運行を再開ということで乗船してきました。あまり揺れずに乗り心地の良い船です。
ウミネコがえさのかっぱえびせんを求めて、船についてきています。一度えびせんを投げると10羽近く飛んできます。鳥が苦手な方にはかなりの恐怖かも。
震災で6.2メートルの津波にのまれ、まだ復旧していない北防波堤。
ポートアイランドに建設されているLNG輸入基地。2015年4月の運転開始を目指して工事が進められています。この後、地上からも見ましたが、かなり大きいものでした。
観光遊覧船は、当面1日3便で運行する方針とのこと。新産業都市指定以来の工業都市である八戸市の魅力を海から感じることができる貴重な機会になるのではないでしょうか。
詳細は下記にお問い合せください。
■有限会社八戸通船 電話0178-33-3430
今年の冬は厳しい寒さが続き、春の訪れも例年より遅いようですが、だからこそ喜びもひと一際大きいもの。また、八戸では復興に向けて、力強い取組が進められていました。
元気をいただいた2日間でした。
byて~お~
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