~春の訪れを教えてくれるフキノトウ~
皆さまはじめまして。tom5です。
「聞いて嬉しい、伝えて楽しいあおもり情報」
元気にお伝えしていけるようがんばります。
よろしくお願いします。
雪が多かったこの冬、例年以上に冬の長さが身にしみました。
北国の春は雪どけとともに始まります。
青森では今、フキノトウが顔を出し、北国への春の訪れを教えてくれているようです。
旬を味わい、春を満喫できる山菜シーズン到来。
山菜王国青森は、数えあげるとキリがないほどの山の幸が自慢のひとつです。
なかでも、いち早く春の訪れを告げてくれるのはフキノトウ。
蕗(フキ)はミョウガやワサビなどとともに、
20種類ほどしか確認されていない、数少ない日本原産野菜のひとつです。
その独特な苦みと香り成分は、冬の間にたまった余分な脂肪や老廃物を外に出し、
胃腸の働きをを整えるといわれ、古くから民間薬にも用いられてきました。
なんでも・・・
冬眠から目覚めたクマが一番はじめに口にするのはフキノトウだとか。
(クマさんには未確認の情報です!あしからず)
近年では蕗だけに含まれるフキノール酸という成分が注目を集め
TVでも紹介されましたので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「体内でのヒスタミン過剰分泌を抑えアレルギー症状を緩和する」
という効果に期待が持たれ、研究もすすめられています。
春を告げるフキノトウに、花粉症を抑える働きもあるのならば
今の季節の食卓に、ますます並べたくなってきますね。
※蕗アレルギーの方の摂取はくれぐれもお避け下さい
昔のひとは「春の皿には苦みを盛れ」と言いました。
春の食卓に苦みある食材を上手に摂り入れ、身体のバランスをとり
新しい一歩を踏み出したいですね。
雑穀ごはんにバッケ味噌を添えてみました。
“バッケ”とはフキノトウをさす青森県津軽地方周辺の方言です。
雑穀米は健康に良いとわかっていても、
水加減がうまくいかず、思うような炊きあがりが難しいのと、
食べたあと口の中に残る味が苦手で敬遠していました。
ところがこちら
青森県七戸町米万商店の十穀米
おかずのじゃまをしない自然な甘味と食感の楽しさが嬉しい、私のお気に入り。
軽く洗った十穀米を、白米に混ぜて炊きます。
水の量は「いつもよりちょっと多め」くらいでOK。
かなり大雑把な私ですが、炊きあがりに一度も失敗したことがない
という手軽さも助かります。
(毎日のことですものね)
道の駅しちのへ(青森県七戸町)で購入できます。
お取り寄せには米万商店ホームページも便利です。
雑穀屋 米万
雑穀ごはんとバッケ味噌。
わたくしの身体もようやく目覚めました(笑)
皆さまもぜひ、身体の中から春の目覚めを感じてみてはいかがでしょう。
tom5でした!
またお会いできる日を楽しみにしています。
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