とても雪が多くて長かった冬を終え、ようやく春めいてきた青森県。
4月1日には、八甲田・十和田ゴールドラインも開通したというので、「雪の回廊」見たさに、いざ八甲田へ!
空は快晴。青森市内からも八甲田山がきれいにみえていて、絶好のドライブ日和。
途中、萱野高原からのきれいな景色を眺めながら、「かやの茶屋」で一休みすることに。
ご存じの方も多いかと思いますが、茶屋の外には茶釜が置いてあり、自由にお茶を楽しむことができます。
八甲田山のきれいな水を使ってできたお茶ですから美味しいですね。
欲張りな私としては、何杯もいただきたくなったのですが・・・
「かやの三杯茶(長生きのお茶)」
「一杯飲むと三年長生きし、二杯飲めば六年長生きし、三杯飲むとなんと死ぬまで長生きする」とのこと。
「四杯以上飲んだらどうなるのだろう・・・」と思いながら、三杯でやめときました。
また、車を走らせ、八甲田スキー場と酸ヶ湯温泉を過ぎたところで、地獄沼での景色にしばし目を奪われました。
雪に覆われた地獄沼は、夏とはずいぶん違った趣で、ひっそりとしていて身が引き締まる感じがしてとてもいい雰囲気です。でも、地獄沼独特の硫黄の臭いはしっかりと車の中に充満していました。
地獄沼から十数分、徐々に両側の雪壁が高くなり、いよいよ今シーズンの「雪の回廊」にたどり着きました。
見上げる高さの「雪の回廊」。高いところは6m以上です。
ゴールドライン開通からすでに3週間が経っていて、かなり雪も溶けてきていたようなのですが、雪が多い年であっただけに、まだまだ雪壁が迫りくるような圧迫感があり迫力は十分!
つい調子にのって、危険を顧みず「雪の回廊」に登っちゃいました!
雪の回廊を上から眺めるちょっと贅沢?なロケーションです。
そして背後には、八甲田ならではの絶景なパノラマビューが広がっていました。
(私の写真では、ちょっと伝わりにくいかもしれませんが・・・。)
自分にとっては、初めて見る景色です。絶景です!感動です!
かなり興奮しながらカメラのシャッターをきりまくりました。
そして、「我々人間は自然に生かされているのだ。人間って小っちゃいなぁ・・・。」と、柄に合わないようなことを思ってしまいました。
心の充電が十分にできたところで、車を引き返し黒石方面から帰ることにしました。
途中の、城ヶ倉大橋付近から見る冬の景色もとても情緒があります。
城ヶ倉大橋を見るたびに、そのスケールの大きさに驚きますが、城ヶ倉大橋から遠くにうっすらと浮かんで見える岩木山も幻想的です。
青森県の名峰八甲田山は、春夏秋冬いろんな表情を見せてくれます。
次回は、八甲田山の木々がいっせいに芽吹く新緑の時期に訪れたいと思います。
皆さんにも、是非、八甲田の大自然を満喫して欲しいと心から思います。
byひっさ
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