りんごの花をはじめ、横浜町の菜の花、七戸町のつつじなど県内各地で花情報が賑やかですが、新緑もまた見頃を迎えています。
そして新緑といえば奥入瀬渓流ですが、渓流の畔に建つ奥入瀬渓流ホテルで青森の旬の果物を使用した「あおもり旬果 森のタルト」が新たに登場したと聞いて行ってみました。
岡本太郎の大暖炉が印象的な寛ぎのスペース「ラウンジ森の神話」の一番窓側の席に座り、イチゴタルトをいただきました。
リーフ状の皿に、イチゴタルトを中心に、ムースとイチゴジャムがバランス良く盛りつけられ、季節のハーブがアクセントと彩を添えています。
すぐに食べるのはもったいない気持ちになり、大きな窓から奥入瀬の森を眺めながらコーヒーを飲み、まずはムースを一口。
レモンの風味とムースのやわらかい食感が口の中に広がり、その後はタルトの一番上のイチゴから順番にいただきました。
ほんのりした上品な甘さは、ラウンジの雰囲気と相まって、ゆったりとした気分に浸ることができます。
南八甲田の湧水を使ったコーヒーは、自分で豆を挽き、香りを楽しみながらくつろぎの時間とともに味わうことができます。
「あおもり旬果 森のタルト」は、八戸産のイチゴ、南部町産のサクランボやブルーベリーなど青森の旬の果物を使用したオリジナルのスイーツとして、4月から新たに誕生しました。
イチゴタルト(4~6月中旬)に続き、サクランボタルト(6月中旬~7月中旬)、ブルーベリータルト(7月中旬~8月中旬)、ピーチタルト(8月中旬~9月上旬)、メロンタルト(9月上旬~下旬)、洋ナシタルト(10月)、リンゴタルト(11月)とラインアップが続くそうです。
パティシエの金見さんによると、青森の豊かな自然が育んだ北国の旬の果物とそれに合うミントを組み合わせて、ゆったりとした時間と季節の味を堪能してもらえるように思いを込めて森のタルトを考案したとのこと。
次回作のサクランボタルトも試食させていただきました。
一番上のサクランボのピンと伸びた柄が印象的です。いちごとは違うプリッとした食感と甘さが感じられ、こちらもおいしくいただきました。
奥入瀬渓流の移ろう四季とともに、森のタルトの味のラインアップを楽しみたいものです。
ほかにラウンジのメニューには、季節とともに姿を変える「森のアップルパイ」や、健康も意識した「オリジナルお酢バー」もあります。お酢バーの果実酢は、リンゴ酢、マンゴー酢、ブルーベリー酢、パイナップル酢、オレンジ酢のほか、季節限定のカシス酢、さくらんぼ酢、桃酢と多彩です。
奥入瀬・十和田方面のドライブや渓流散策の休息で是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。旬の味覚と優雅な時間を楽しめます。
by あぷよ
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
〒034-0398
青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
電話番号:0176-74-2121
※スイーツ提供時間 朝8:00~19:00
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。