三沢のゲート前周辺は、エキゾチックなアメリカン・バーがある一方で、
「から揚げ 人生」のような直球一本勝負の店もあり、大好きなエリアです。
新しくフレンチ・レストランができたと聞いて、まずはランチに行ってみました。
三沢市役所の近くにある一軒家で、店内は天井が高く広々としています。
テーブルとカウンターで50人位が着席でき、パーティもできそうです。
さて、料理です。A、B、C、3種類あるランチメニューのうち、
真ん中のBメニュー・1,260円(税込)をいただきました。
パンには、オリーブオイルがつくので、つい手を伸ばしてしまいます。
オードブルは、3種類の中から、これを選びました。
「鮮魚のタルタルとアボカド サラダ仕立て サワークリームソース」
アボカドの上にのっているのはカワハギです。
さわやかなカワハギの食感とアボカドの濃厚さがよくあいます。
シェフの平林和さんは、銀座の名店「レカン((L’ecrin)」で修行されたそうで、
レカンのオードブルのイメージも感じ取れます。
本日のポタージュは、ながいもです。
メインは、オードブルに魚を選んだので肉料理にしました。
「鶏胸肉のロースト スタンレー風 カレーソースの風味」
ほかに三沢産山崎ポークのスティックアッシュ(ハンバーグ)もあり、
150gとボリューム満点ですが、鶏料理の定番、スタンレー風にしました。
肉の焼き加減がちょうどよく、肉・野菜にからんだカレー風味のクリームソースが
美味しいです。皿の上のソースは、パンに付けて残さずきれいにいただきました。
このように、メニューには、三沢特産の野菜、魚、肉が使われています。
食材の宝庫・三沢を体感できます。
ランチにコーヒーはつきますが、デザートは別オーダーで315円。リーズナブルです。
「クエ・ラピス」。アジアや中東のバームクーヘンのような焼き菓子です。
ほのかにオリエンタルなスパイスの風味が伝わり、
フレンチコースの最後に、エスニックな演出が加わります。
今度はゆっくりディナーを食べてみたいです。
最も充実したシェフおまかせのフルコースで5,250円です。
お店の名前、‘North40-40’(ノース フォーティ・フォーティー)は、
三沢市の緯度にちなんでいます。
青森県と同じ緯度にある都市では、ニューヨークやローマが有名ですが、
さらに北緯40度40分となると、世界遺産のアマルフィ海岸があります。
このように緯度から想像力を広げると、世界を旅する気分になります。
フレンチをベースに、そんな気分を味わえるお店です。
by 頭脳パン
Casual French
‘North40-40’(ノース フォーティ・フォーティー)
青森県三沢市桜町2丁目7-14
(TEL)0176-58-7091
(FAX)0176-58-7092
ランチ11:30~15:00(Lo 14:00)・ディナー17:30~22:00(Lo 21:00)
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。