こんにちは。て~お~です。
ハンドルネームのせいか普段の行動のせいか、周囲の皆さんから夜の案内はまだかと期待されていますが、今回も期待?を裏切り、健康的に早朝からのランブリングについてご紹介します。
ランブリング(Rambling)とはウィキペディアによると歩くことが主目的でなく、ある趣味をするために歩くとか、あることをしながら歩くということとされています。まだあまりなじみのない言葉かもしれませんが、自然観察、史跡めぐりなどで多くの人が楽しんでいるのではないでしょうか。
実施しているノースビレッジのホームページではランブリングは「鳥の声を聴きながら、路傍の花を愛でながら、森をわたる風に心を躍らせながら、時間に追われることなくゆったりと、ランラン・ぶらぶら気軽に自然散策してみませんか。」と紹介されています。
朝5時30分。まだ辺りは薄暗い中ランブリングが開始されました。
この日はイベントのエクスカーションだったのでガイドさん一人に15人ほどの参加者でしたが、本来は5名ほどで実施しているそうです。より詳しいお話が聞けますね。
中央でコケの説明をしているのがガイドの河合さんです。笑いを交えながら、いろいろな説明をしてくれます。
エゾハルゼミです。朝で気温が低いため、ほとんど動きがありませんでしたが、日が昇り温かくなってくるとうるさいくらいに鳴くそうです。
奥入瀬渓流では今年度からコケに着目して、専門家を招き、地元ガイドに理解を深めてもらい観光資源として発信していく取組が進められています。私もあまり意識したことはなかったですが、近くで見るとこんな感じで、神秘的な趣があります。
日本の渓流で、川の中の岩にコケが生えている渓流はほとんどないそうです。奥入瀬渓流は雨が降っても周辺の森林の保水力に余裕があり、あまり増水しないため、岩にもコケや植物が生えてきます。奥入瀬特有の渓流美といってもいいのではないでしょうか。
今回のランブリングの終点、銚子大滝です。十和田湖を銚子に見立てた場合、滝の辺りが注ぎ口にあたるので、名付けられたと言われています。この滝があるため、魚が遡上できず、十和田湖に魚が生息しない理由となっていました。
約1キロメートルを1時間30分くらいかけて、ゆっくりと渓流や動植物などの説明を聞きながら歩きました。贅沢な時間を過ごすことができました。
高校時代の遠足を始め今まで何度も訪れた奥入瀬渓流ですが、今回は新たな魅力を見いだすことができた、そんなランブリングでした。
<奥入瀬渓流ランブリングの申込み、問い合わせ>
ノースビレッジ(North Village)
住所:青森県十和田市大字奥瀬字栃久保11-253
電話:0176-60-5955
http://novi.jp/
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byて~お~
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