JR青森駅の海手にあるJR東日本商業施設A-FACTORYに、7月14日新しくオープンした農家のまかない「manma」に行ってきました。
「manma」を運営しているのは、津軽地方の11人のこだわり農家が結集し、平成22年に立ち上げた合同会社津軽ファーマーズクラブ。A-FACTORYオープン当初から自分たちが作った野菜や果物、肉、加工品等を店内で販売しています。
津軽ファーマーズクラブは、全国有数の生産規模を誇る「(株)黄金崎農場」、無農薬米や新形質米などを栽培している「(有)ケイホットライス」、20種類以上の彩りミニトマトを栽培している「(有)まごころ農場」、こだわり自然農法により養豚をしている「長谷川自然農場」など、個性的で、かつ栽培面・経営感覚にも優れた地域のリーダー的なメンバーで構成され、各々が生産した農産物の一部を共同集荷・販売するなど、全国的に見ても珍しい取組を展開している会社です。<合同会社津軽ファーマーズクラブHP>
会社設立当初から自分たちの作ったこだわり農畜産物を使った美味しい料理を提供する農家レストランをオープンさせることが夢で、農家のまかない「manma」をオープンさせたことで夢が実現したそうです。
店舗は、カントリー風のプレーンな色彩とウッディーな感じで、お店の前面の木目の大きなプレゼンテーションカウンターのガラスケースの中には、野菜をメインとした美味しそうな惣菜がきれいに並んでいました。料理用の食器やプレートなども、お店の雰囲気とマッチしていました。
メニューは、自分たちの作った旬の野菜や肉などを使用した惣菜やカレーライスなど。カレーライスのルーには、奈良岡ファームのホワイトニンニク、まごころ農場のミニトマト、黄金崎農場の雪んこ人参のペーストがたっぷり使用されています。お米は、ケイホットライスの無農薬米「つがるロマン」、お惣菜は、その日に入ってきた旬の野菜を使用するので、日によって変わります。
私は、お昼のメニューの「まんまプレート」(500円)+プラス惣菜3品(400円)をいただきました<トップ写真>。この日の「まんまプレート」は、極小粒米「つぶゆき」入りのおにぎりと、ホクホクのじゃがいも(品種:ヨーデル)で作った丸まるコロッケ、きんぴらごぼう、漬物、味噌でした。プラスの惣菜は、ミニトマトのチーズ焼き、豚肉と白菜のミルフィーユ、ナスの素揚げです。
まごころ農場のミニトマトのチーズ焼きは、甘酸っぱさとチーズのコクがとてもマッチしていました。バラ肉と白菜のミルフィーユは、豚肉のうま味を活かした上品な味付けでとても美味しかったです。
青森の旬の野菜をふんだんに使用したランチは、素材を活かした素朴さ+美味しく食べられるように工夫されており、お腹いっぱい食べたにもかかわらず、体の中が洗われたような感じがしました。
by さっちゃん
【場 所】
A-FACTORY 1階飲食ゾーン内
青森県青森市柳川1-4-2
017-752-1890
【営業時間】
11:00~20:00
※8月31日までは21:00まで
(ラストオーダーは閉店30分前)
【ホームページ】
http://www.jre-abc.com/a-factory/
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。