20数年前、弘前市で流行り過ぎたために
数年で終了してしまった幻の「まんじ札」。
これが「平成まんじ札」として、満を持して復活しました!
そもそも、まんじ札とは、弘前市内のお店を広く知ってもらおうと、
有志で始まった取り組み。各お店で無料で配布されていました。
弘前市の市章「卍」と、寺院参りの「千社札」からヒントを得て、
これを超える「万」にしようと「まんじ札」と名づけられました。
各お店独自のデザインでお札を作成し、55社(=55枚)の
お店を全部まわって集めると、特製の台紙をもらうことができました。
(写真は昔のお札の一部です)
当時は「ビックリマンチョコ」のシール集めの流行最盛期でもあり、
小学生中心に、各店1,500枚の札がわずか1ヵ月半で底をつくほど
札集めが流行り、「まんじ札祭り」まで開催され、
「らくがき屋」の相馬呑気さん(津軽鉄道金木駅の駅名標などを書いた方)に
自分の名前を書いてもらう特典まであり、たいへん賑わいました。
しかし、道路を走り回る子供たちの安全を考えて、
惜しまれながらも5年で消滅したのでした。
このまんじ札が、「平成まんじ札」として全32店で復活!
裏には弘前市の四季が描かれ(8枚で1パターン)、全て集めると
桜、ねぷた、岩木山、もみじ、雪灯篭の絵になります。
私も札集めの最中なのですが、初めて入ったお店もかなりあり、
そのたびに新しい発見があって、はっきり言って大人もはまります!
(双味庵では嶽きみの風味そのままの和菓子「嶽きみ」に出会いました♪)
もちろん、誰でも参加できます。
全部集めたら「特製まんじ札」をもらえるとのこと、
私もあと21店舗、がんばるぞー(笑)!
by o-rin
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