今年も残り4日となりました。
2012年の「まるごと青森ブログ」の最後ということで、トリの話題で締めさせていただきます。
今年は、三沢市に行く機会に度々恵まれ、国際色豊かな土地柄のせいか、飲食や雑貨など個性溢れる魅力的なお店が数多くあることをあらためて強く感じました。
そんな出会いの中で、印象に残ったお店の一つが、「Lani Chicken Factory(ラニ チキン ファクトリー)」です。
ここでは、ハワイで有名なローカルフードのフリフリチキンを本格的な焼き方と味付けで食べることができますが、三沢市在住の知人に、一度食べたら絶対にやみつきになると言われ、言葉どおりすっかりファンになりました。
オーナーの河野純一さんにお話しを伺ったところ、10年程前にハワイでフリフリチキンを知って魅力に取りつかれ、自分でも作ってみたいという思いから、専用のチキン焼き機の仕組みを聞いたものの直接教えてもらうことはできず、ビデオ撮影の許可だけを得、帰国後録画映像をもとに設計して特注で作ってもらったものが現在のチキン焼き機だそうです。
最初は趣味で始めましたが、ハワイに行くたびに味を検討してスパイスも工夫し、2006年6月に市内木崎野温泉の駐車場の仮設店舗で販売をスタート。2012年4月に現店舗に移転しました。
フリフリチキンをメニューとしているレストラン等は全国でも数店ありますが、専用のチキン焼き機を使って、フリフリチキンを本格的に始めたお店としては、「Lani Chicken Factory」が日本で一番最初のようです。
チキンは、ホール(丸鶏一羽)とハーフの2種類のサイズで、30~40分で焼きあがります。
待つ間、ガラス越しに、調理する様子やチキンが自動でクルクル回りながら焼きあがっていく様子を見るのも結構楽しめます。
ところで、「フリフリチキン」の「huli(フリ)」は、ハワイの言葉で「回る」を意味し、鶏肉を回転させながら焼くことに由来します。また、店名「Lani Chicken Factory」の「Lani(ラニ)」は、「天使・空」の意で、「Lani Chicken(ラニ チキン)」がこちらの商品名です。
おいしさの秘密は、地鶏を使用し、塩・胡椒をベースに数十種類のスパイスで作ったタレに一日漬け込んだものを炭火でじっくり焼き上げることにあり、余分な油を落としてうまみを閉じ込めたチキンは、皮がパリパリと香ばしく、肉はよりジューシーになります。
今や、三沢市民はじめ、米軍三沢基地のアメリカ人にも人気の「Lani Chicken(ラニ チキン)」を是非一度ご賞味あれ!
by あぷよ
【Lani Chicken Factory】
・住 所:青森県三沢市中央町2-8-34 スカイプラザミサワ1F
・TEL:090-6258-7299
・営業時間:月~土 11:00~20:00(ラストオーダー)
日・祝日 11:00~19:00(ラストオーダー)
・定休日:火曜日
《年末のご挨拶》
今年も一年間、本当にありがとうございました。
「まるごと青森ブログ」は、明日から1月3日までお休みさせていただきます。
来年も青森のとっておきの情報をお届けしたいと思っておりますので、
「まるごと青森ブログ」と「まるごと青森動画」をどうぞよろしくお願いします。
それでは、みなさま、良いお年をお迎えください。
~まるごと青森スタッフ一同~
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。