こんにちは、て~お~です。
五戸町で開催されたモニターツアーに参加してきました。
五戸町はいわゆる平成の大合併の県内市町村第一号として、平成16年に倉石村と合併していますが、今回はこの倉石地区をめぐるツアーです。
まず最初に訪れたのが新山(しんざん)神社。
今から1153年前の貞観2年(860年)に、恐山を開山したことで有名な慈覚大師円仁様によって開山されたとされています。
慈覚大師が恐山開山の2年前、ここでしばしの宿をとり休養されたと伝えられ、この際、お礼に獅子頭をつくり奉納したのが新山神社のおこりであるとされています。のぼり竜、くだり竜の造形はすばらしく、荘厳なたたずまいです。
次はふるさとの味伝承館でのうどん・そば・かっけ作り。先日県民ショーでもかっけが登場するなど県南のコナモン文化の人気が上昇中ですね。
途中で、デビューしたばかり五戸町のゆるキャラ「ばおる」くんが歓迎してくれました。五戸にゆかりの深い馬です。前が見えないらしい、あ、いや、中の人などいないそうです。
倉石温泉に移動して、舘町神楽舞鑑賞と郷土料理ランチ。
神楽は200年以上の歴史があり、2月中に集落を回り、厄落としなどしてくれます。
写真は悪いところをはらってくれる「身固め」。両肩と頭を噛んでくれるのですが、これがかなり本気で痛かった。おかげでなにかはらわれた感じがして、身軽になりましたし、頭髪が刺激され、良い効果がありそうです。
ランチはこの地区でハレの日に食べられていたという料理をカッチャたちがふるまってくれました。
次のくらいしパン工房は、もともと給食センターだったところを改造した施設で、今年度オープンしたばかりです。
工房長の高村さんは旧倉石村出身で、洋菓子・パン職人として50年以上のキャリアがあります。東日本大震災当時、仙台市若林区の洋菓子店の工場長を務めていましたが、店が被災し、再建も困難な状況に陥ってしまいました。
そこに地元の農事組合からパン作りをやってみないかとの申し出があり、地元に帰ることを決めました。現在、工房長として、従業員4人にパンづくりのノウハウを教えています。
「一人前のパン職人になるには5、6年かかるね」とは高村さん。
倉石特産の玄米、まっしぐらを利用しています。冷凍しても美味しいのが特長。
ためしに買って帰って、冷凍した後食べましたが、すごく柔らかくて美味しかったです。
最後に夢の森ハイランドに寄って、五戸特産品をたくさん買いましたよ。
五戸町の食や歴史、新名物玄米パンを味わいに来てみませんか。
【五戸町の観光に関するお問い合わせ】
五戸町観光協会 0178‐62‐7155
【くらいしパン工房】
五戸町大字倉石中市字上ミ平39-5
電話:0178-80-7472
営業時間:9時~16時30分
定休日:日曜日
byて~お~
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。