手前味噌ですが、先日発売された「青森たび歩きの達人」を携えて、十和田市を「たび歩き」してきました。
十和田市現代美術館からスタートして稲生町方面へ向かいます。
官庁街通りの桜は、まだつぼみも固いようです。
福岡中州の屋台「司」から譲り受けたという「司バラ焼き大衆食堂さん」の外観は、なるほど屋台そのものです。
今回はバラ焼きはお預けにして、アートステーションとわだ内にある「とわだセレクトショップsakura156」へ。
官庁街通りの桜の木が156本あることから、この名が付けられた店内は、桜関係のお菓子が沢山あり、南部裂き織りの製品や桐の下駄など地域で作られた工芸品も販売されています。
そして、今日の目的地「桜田酒店」さんへ。
手作り感あふれるにぎやかな外観で、以前から気になっていたのですが、初来店です。
一歩店内に入ると、輸入食品やお酒から、ギターやドラムセットまで陳列されており、まるでおもちゃ箱のようです。
天井の「空き缶」ディスプレーも楽しいです。
商品が置かれた台は、よく見ると舟です。
感心しながら店内をウロウロしていたら、コーヒーを勧められました。
オリジナルのブレンドコーヒーも数種類販売されていて、今のお奨めは「十和田の湖スペシャル」。
お土産に美味しいコーヒーが欲しいという、お客様の要望に応えてブレンドしたものだそうです。
紅茶のオリジナルブレンドもありました。その名も「クレオパトラの涙」。
ワインの種類も豊富で、「星座ワイン」なるものもあります。「星座によって性格が異なるように味の好みも異なるので、自分の星座にあったワインがあるのよ」とおっしゃる桜田麗子さん。
確かに、ラベルに書かれた性格は心当たりがありありです。
海外にも勉強に行き、自分の舌で確かめながら気に入った商品だけを自信を持ってお奨めしているとのこと。地下のワインセラーには40年モノのビンテージワインが眠っているという噂もありますが、ワインに限らず、洋酒や日本酒も豊富です。宝探し気分で、店内を見て回るのも楽しいお店でした。
ところで、十和田市現代美術館は、今年オープン5周年。
「flowers フラワーズ 一斉に芽吹く春の花のように」と題して花をテーマにした展覧会が開催されます。
奈良美智さんや草間彌生さんなど、国際的に活躍するアーティストの作品が、美術館の中だけでなく、街中にも展示されるようです。
さまざまな花が一斉に咲く青森の春を探しに、ちょっと足を伸ばしてみるのも楽しそうですね。
By Hana
◆とわだセレクトショップsakura156
十和田市稲生町15-3
電話 0176-58-6332
◆桜田酒店
十和田市稲生町14-42
電話 0176-23-3201
定休日 毎週日曜日
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