つぶらな瞳と「これって、本物のくちびる?」と思わず顔がほころんでしまうような
こちらの魚の名前は「ホテイウオ」。
主な生息地は、青森県や北海道で、地元では「ごっこ」と呼ばれています。
味は鮟鱇に似ていて、コラーゲンたっぷりでとっても美味しいです。
「ごっこ」がいるのは、八戸市の蕪島の近くにある「水産科学館マリエント」。
以前から、「こぢんまりしているけど、とっても良い水族館だよ!」との
評判を聞いていたので行ってきました。
過去のまるごとブログでも、2~3回ほど紹介されています。
館内は、手作り感いっぱいで、とても手入れが行き届いていて、
魚たちも愛情たっぷり飼育されているのか、まるでペットのような良い表情をしています。
マリエントに行ったら是非見て欲しいのが挨拶する「カレイ」。
「カレイ」といえば、砂の中に埋まっていて、じっと動かないイメージでしたが、
ここの「カレイ」たちは妙に活発で、人が近づくと近寄ってきて挨拶をしてくれます。
水槽の中に数匹いるのですが、みんな元気です。
おすすめ3つ目が「ドクターフィッシュ」。
水の中に手を入れると、魚が手にたくさん近づいてきて、ツンツンと突つきながら
角質を食べてスベスベにしてくれるそうです。
マリエントが気に入り、時々訪れているという少年は、滞在時間の大部分を
ドクターフィッシュのコーナーで過ごし、癒されているそうです。
お魚たちに癒された後は、4階展望レストラン味小径「千 陽」でランチタイム。
店内は地元客で賑わい、12時を過ぎた頃には満席になり、
待ちのお客さんも数組いました。
私は、ウニ丼付きの「特上えびす浜膳(1,500円)」を注文しました。
定食の内容は、ミニウニ丼のほか、特製甘酢あんかけのきんきんの揚げ物、
今の季節に海藻を使って作られる郷土料理「あかはた餅」の付いた刺身、
せんべい汁、小鉢と漬け物。
ウニは、臭みがなく、甘みと旨みと磯の香りが口の中でトロッと広がりました。
マリエントの近くには、ウミネコの繁殖地の蕪島や5月24日に三陸復興国立公園となる
種差海岸もあるので、お天気の良い日にドライブしてみてはいかがですか?
byさっちゃん
<八戸市水産科学館マリエント>
住 所:青森県八戸市大字鮫町字下松苗場14-33
TEL 0178-33-7800
年中無休
大人300円、小中学生100円
<展望レストラン 味小径「 千 陽」>
定 休 日 : 月曜日 (祝日の場合は翌日が休み)
営業時間 : 昼の部 11:30~15:00(日曜日・祝日 11:30~17:00)
TEL 0178-33-7828
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。