今回は、昭和の青森が香る古川市場界隈を旅歩き。
先日発売された「青森たび歩きの達人」でも紹介しているおすすめののエリアです。
古川市場の中を探索。
のっけ丼で有名な古川市場、のっけ丼の具材が可愛く並んでいます。
あ!昭和がありました。
お手玉がお魚といっしょに並んでいる、これが昭和の青森なんですね。
のっけ丼だけはない!干し魚も青森のソウルフード
ここは焼きおにぎりが美味しい横山おばあちゃんのお店。
ちゃきちゃきとしたおばあちゃんは現在74歳で現役。
40年以上もこの場所でみそしょうがおでんと焼きおにぎりを作っています。
昔は、先代の姑さんがおでんとお酒を、当時お嫁さんのおばあちゃんが焼きおにぎりを出していたそうです。
炭火の七輪でおにぎりを焼いてもらいました。
うまい・・・ごまの香ばしさとかりかりの表面、中はふわふわでシャケの旨味がじわじわ(150円)
。
さて、お隣のお店を覗きます。
ここは、手作惣菜の奈良お母ちゃんのお店。
お母ちゃんは20年以上、この場所で惣菜を作っています。
お嫁にきてから、先代の姑さんと旦那さんと一緒にお店を切り盛りしていました。
でも、今は一人、姑さんの味を引き継ぎ、雨の日も雪の日も笑顔で美味しい惣菜を作り続けています。
炭火でほっけを焼いてもらいました(250円)。
この調理法・・・極上です。
ほっけ、こんなに美味しかったんだ。
表面はかりっ、中身はじゅわ。
魚の生臭さはまったくなく、皮もかりじゅわ。
ふと、心の奥にきりりとした痛みが。
遠い昔、おばあちゃんの背中からこの光景を見ていた気がします。
by kogao
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。