十和田市現代美術館 開館5周年記念展vol.1「flowers」が4月27日から始まりました!
「flowers」はその名の通り”花”をテーマに、常設展作家に新たなアーティストが加わり、国際的に活躍するアーティストがさまざまな”花”を表現した作品が展示されています。
そしてその作品は美術館内だけではなく街中にも展開されていて、ふだんはお菓子屋さんだったり食料品店だったりする店舗や、商店街や小路の通路などにも展示されているとのこと・・・。
ということで、今回は、まちなか展示会場を観覧しながら、そのほかの”まちなかflowers”を探してみることにしました!
美術館を出てすぐに官庁街通りにあった街灯に桜を見つけました!
桜の名所でもある官庁街通りらしいですね。
官庁街通りを歩きArt Station Towadaに入るとすぐチェ・ジョンファさんの”フラワーホース”が出迎えてくれました。
そしてそのうちの1体にかわいいフラワーちゃんが!
どのフラワーホースに咲いてあるかぜひ探してみてくださいね♪
次に訪れたのは展示店舗のひとつ吉田屋種苗店。
ここにはチェ・ジョンファさんの”フルーツ・モービル”が展示されていました。
そしてなんといってもここは種苗店。
たくさんのflowersの”タネ”がありました!
吉田屋種苗店を出て次の展示会場に向かう途中ふと上を見るとここにも咲いていましたflowers。
七八通りの街灯にチューリップを発見!
吉田屋種苗店からすぐのところにあるC-Loung店内では、安斉研究所さんの”実験:ハナ”が展示されていました。
そしてここではなんとあの”ウマジン”にも花が!
続いてのflowersは中央商店街(中央デパート)に展示されているこちらもチェ・ジョンファさんのフラワーホース。
このフラワーホースは十和田の秋まつりの山車に使われていた馬の彫刻に花を咲かせたそうです。
まだまだ作品は続きます。
たかむら食料品店では、山本修路さんが地元の鳩正宗の杜氏佐藤さんとコラボして作った日本酒「天祈り(てのり)」が置いてありました。
このお酒は酒米の田植えから稲刈り、酒造りまでの一連の作業を市民と一緒に行ったそうです。
そしてそのお酒の前には山本さんがデザインした「天祈り」のラベル(青森トドマツをモチーフ)をイメージした作品が展示されています(展示の木は青森トドマツではないそうです)。
作品を観賞しながら「天祈り」を飲みたいですね♪
最後に御紹介するflowersは、松本茶舗の展示会場です。
ここのすごいのは、チェ・ジョンファさんの作品”JAPAN”はもちろんですが、店主さんの学芸員のような解説も本当に素晴らしいです!”JAPAN”作成のストーリーを熱く、わかりやすく話してくれました。
みなさんもぜひ聞きに行ってみてください!
(これは”JAPAN”ではありません。”JAPAN”は地下室にあるのでヒ・ミ・ツ)
ほかにも、まちなかにはまだまだたくさんのflowersが咲いていました。
桜田酒店のお酒の箱には梅の花が、
花屋さんのチラシにも黄色いバラが、
洋服屋さんにも花柄のシャツが、
お菓子屋さんにも美味しそうな椿の花が
マンホールの蓋にも花が、
店舗のシャッターやさくら案内所にもたくさんの花が、
そして、TMG48(トワダもてなしガールズ)の背中にも咲いていました!
これ以外にも、まちなか展示会場がある周辺のほとんどの店舗で花が咲いていました。
まさに地域が一体となって咲いた「flowers」
記念展サブタイトルの「一斉に芽吹く春の花のように」、地域が一斉に芽吹き花いっぱいの春の十和田市でした。
(写真が多くてすみません)
by きむにぃ
<十和田市現代美術館開館5周年記念展vol.1「flowers」>
会期:4月27日~9月8日 9:00~17:00
(時期によって19:00まで延長開館あり。入場は閉館の30分前まで)
入場料:企画展+常設展セット券1,000円、企画展のみ一般600円、常設展のみ一般500円、
団体(20名以上)100円引き、高校生以下無料
場所:十和田市現代美術館 十和田市西二番町10-9
電話:0176-20-1127
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