以前、食材が豊富な青森の高校生がつくる、素朴で美味しい
「スクール缶詰」をご紹介しましたが、
その食材を調理して逸品料理に変身させる、
全国トップレベルの生徒さんたちが通う
スーパー高校が青森にはあります。
それが、青森県立百石高等学校。
この真剣な眼差し、高校時代のo-rinに見せてあげたい。。。
百石高等学校の食物調理科は、卒業と同時に調理師免許を取得できる
調理師養成施設。見学させていただいた調理実習は、私語はなく、
ピリピリとした緊張感が走ります。
ここの生徒さん、何がすごいかと言うと、
その1 調理実習には、一流の食材を贅沢に使用!
都内の一流レストランでも使用されている宮内庁御用の
極上フランス鴨「銀の鴨」、
ミシュランガイドに掲載されている多くの店を顧客にもつ
「大西ハーブ農園」のハーブを通常的に使用しているんです。
大西さんからは、直接ハーブの生産方法まで教わっているほど。
上質な味・香・味覚を体感することで、プロの料理人としての
感覚を養います。
ちなみに八戸水産高等学校とも連携して、県産高級ひらめを使用した
商品開発にも取り組んでいるとか。
まさに「一流の食材がある場所には、一流の料理人が育つ」ですね☆
その2 全国的にも珍しい大規模実習「400人分のオードブル」
町の成人式では、なんと約400人のメニュー開発・調理・配膳を行います。
だるまいも、鮭など地元食材をふんだんに使って、
校長先生はもちろん、地元婦人部も交えて試食会を重ね、ようやく完成。
400人といえば、披露宴レベルですよね(@_@)
その3 目指すは甲子園優勝!家庭クラブの料理男子
男子で構成する「家庭クラブ」。昨年、実施された食の甲子園全国大会では
見事3位獲得!料理男子ってのがいいです。
そのときの料理が、だるま芋を使ったすいとん「へっちょこ汁」。
へっちょこ団子は商品化もされています。
あ、百石高校の生徒さんが開発に取り組んだ「おいらせだるま芋へっちょこ汁」は
おいらせ町内の飲食店でも食べることができます。
そんな素敵な料理男子も通う百石高校ですが、
今週末の5月18日(土)には、生徒さんたちが料理を提供する
キッチン「いちょうの森」が開かれます。
メニューは「だるま芋御膳」限定60食!
o-rinも、素敵な料理男子目指して(?)
行って来ます(^^)>
by o-rin
<キッチンいちょうの森>
日時:平成25年5月18日(土)11:00~13:00
場所:青森県立百石高等学校(おいらせ町苗平谷地46)
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。