平成5年の「稲作体験ツアー」から始まり、
いまや世界的にも有名な田舎館村の「田んぼアート」。
最初は3色で、シンプルな「岩木山」と「文字」だけの図柄でしたが、年々バージョンアップし、
図柄も複雑になって色は7色にまで増え、葉の色を楽しんだ後に穂の色でまた楽しめる
「2度美味しい」工夫があるなど、まさに芸術作品として進化し続けています。
昨年度は22万人が訪れたとか。
今年も見ごろを迎えているとのことで、混雑承知で田舎館村へレッツゴー!
第1会場に10時前に到着したのですが、すでに30分待ち。さすが世界の田んぼアート。
下から見ると何の図柄やら?という感じなのですが、
田舎館城(田舎館村役場)の展望台から覗き込むと・・・
どどーーーん!下に小~さく写っているのは人ですよ!
今年は「花魁とハリウッドスター」!
下町の玉三郎と呼ばれる梅沢富実男さん扮する花魁とマリリン・モンローで、
華やかなショービジネスの世界が田んぼの上に広がっています。
初めて生きている人をモチーフにしたとのこと、
また、マリリン・モンローの背景にある摩天楼には、ある仕掛けが施されています。
それは秋のお楽しみ・・・
と言いたいところですが、答えは最後に。
そして、第2アートは、大迫力のウルトラマン!ピグモンやバルタン星人も一緒。
地球から飛び立つウルトラマンは大迫力です。
子供たちも目を真ん丸くして大はしゃぎ。小さい子から大人まで楽しめるアートなんですね。
さらに、今年は第3会場まであります。
第2アートの裏側の駐車場の奥に見えるこちら。
毎年12月に清水寺で発表される、今年の漢字「金」。
白い石を並べて描かれていて、実際に毛筆で書かれた文字と全く同じなんです。
毎年、新しい見どころがある田舎館村の田んぼアート。
カフェでいただいたクッキーも細部まで本物の田んぼアートそっくりでした。
サクサクでチョコレートが挟んであって、ちゃんと美味しい「食べるアート」です。
7月27日には弘南鉄道の「田んぼアート駅」もオープンするとのこと、
行ったことがある方もない方も、ぜひ足を運んでみてください♪
※「ある仕掛け」の答えは、
「8月の出穂時期を迎えると摩天楼の影が出る(予定)」です。
by o-rin
<田んぼアート>
■観覧時間:9:00~17:00
■入館料:大人 共通券300円、個別券100円、小人 共通券100円
■問合先:田舎館村役場 電話0172-58-2111
青森県南津軽郡田舎館村大字田舎館字中辻123-1
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