昭和の香りが漂う青森市内の古川市場界隈には、ニコニコ通りをはじめとした魅力的な通りがありますが、その中でも、私が最近注目しているのが昭和通り。
「青森松竹会館」の跡地に誕生したクリエーターの活動拠点「BLACK BOX」や、そこにいるだけでワクワク楽しい気分になれるカフェ・ダイニングバー「PENT HOUSE」など、面白いお店が続々とオープンしています。
平成25年6月21日から9月6日までの期間限定で、野菜たっぷりの彩り豊かなヘルシーランチを提供している1dayシェフの店「ベジめし」もその一つです。
こちらのお店の「1dayシェフ」システムとは、料理が大好きな主婦や男性、地元で評判のレストランなどのシェフなどが、「食」をテーマとしたコミュニティを生みだそうというコンセプトのもと、日替わりで食事を提供する仕組みで、全国各地で試行されているようです。
私が訪れた日は、地元で人気の納豆と味噌を販売している「古川納豆店」の古川美恵子シェフによる「三種の味噌だれでいただく豚ロース定食」。
手作りの三種の味噌だれ(ごま、生姜、梅)は、どれも上品かつ優しい味わいで、冷しゃぶ風の豚肉ととてもマッチしていました。もちろん、大粒の納豆の味も抜群でした。
ランチメニューは、毎日20食限定で提供され、アイスコーヒー付きで850円となっています。
「ベジめし」のもう一つの特徴は、店内に設置されている、まるで熱帯魚の水槽のようなお洒落なケースのLED植物栽培キット。ケースの中では小松菜やリーフレタスなどの葉っぱ系の野菜が栽培されていて、LEDの照明と野菜の緑色に癒されます。
お客様に提供する直前に小松菜とフルーツーをジューサーで仕上げたミックスジュースには、店内で栽培された野菜も使われています。その味は、全く青臭みがなく、フレッシュかつマイルドで飲みやすいです。
お店のメニューなどがfacebookで公開されていますので、こちらも参考にしてみて下さい。
「是非、カフェやレストランをオープンしてみたい。」「料理は好きだけと、お店を出すのはちょっと・・・」という方は、自慢の腕と食材があれば、無理なく、そして楽しく1日限りのシェフが体験できますので、まずはトライしてみたらいかがですか?
by さっちゃん
□シェフに興味がある方(問合先)
NPO法人青森県環境パートナーシップセンター 担当 三浦、木村
住 所:青森市新町1-13-7和田ビル3F
電 話:017-721-2480(携帯電話 080-3434-5598)
□店舗情報
1dayシェフの店「ベジめし」
住 所:青森市古川1-17-16
(旧青森松竹会館「BLACK BOX」向かい)
営業時間:11:30~14:00
電 話:080-3434-5598
不 定 休:来店前に電話などでご確認ください。
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。