本州最北端の下北半島は、四季折々の美味しい海の幸や山の幸、大地の恵みがとても豊富です。
そんな下北半島のむつ市にあるのが、フレンチとイタリアンのお店「アグレアーブル」。
上の写真は、「地元脇野沢産の水タコとセロリのピリ辛トマトソーススパゲティー」
プルプルでうまみたっぷりの水ダコとピリ辛トマトソースの相性が抜群です。
アグレアーブルでは、脇野沢産の水ダコの他にも、大畑町の海峡サーモンなどの旬の魚介類や山菜やきのこ、地元JAS有機農家の野菜、パンには東通村特産のそば粉なども使っています。
オーナーシェフである竹川氏はむつ市出身で、高校卒業後上京し、イタリアンのレストランで修行。
その後フレンチに転向し、有名フレンチレストラン「ミクニ」の丸の内店「ミクニズ・カフェマルノウチ」副料理長に就任。一時退社してフランスに渡り、フレンチについて学び、帰国後は銀座の「アズカフェ・ミクニ」の料理長に就任しました。
竹川シェフの人生の大きな転機となったのが、お子さんの誕生だったそうです。
以前から子供が生まれたら独立し、どこかの地方都市でフレンチ&イタリアンのお店を開業したいと思っていた時に、知人から「むつ市にはアグレアーブルのようなお店がないので、あったらいいなあ」と言われたことや、何と言っても下北には豊かで魅力的な旬の食材がたくさんあることから、出身地でもあるむつ市での出店を決めたそうです。
竹川シェフは、「青森県にいると青森県の食材が普通に思えるかもしれないが、実は特別。鮮度も味も良いものがたくさんある。大切にしていかなければ」とおっしゃっていました。
私も本当にその通りだと思います。
ランチタイムはイタリアンスタイル、ディナータイムは、予約なしのアラカルトのほか、2階の個室で完全予約制のフレンチコースを楽しむことができます。
私は、ランチの時間にトップの写真の「地元脇野沢産の水タコとセロリのピリ辛トマトソーススパゲティー」のほか、「アグレアーブル定番の鶏レバーと鶏肉のパテ」
「アグレアーブル定番の濃厚ガトーショコラ」をいただきました。
一流シェフが下北半島の新鮮な旬の食材を使って作った料理は、どれも本当に美味しかったです。
夏場は、下北半島の太平洋側の海溝に棲みついている脂ののった「根付きの鱈」がおすすめとのことでしたので、是非、食べに行きたいです。
by さっちゃん
French&Italian agreeable
<店舗情報>
住所:青森県むつ市小川町2-17-1
電話:0175-23-9114
ファクシミリ:0175-23-9114
営業時間:
Lunch 11:30~14:30(L.O.13:30)
Dinner 17:30~21:30(L.O.21:00)
※コースを予約の方のみ23:00まで対応
定休日: 火曜日、第1・3月曜日
HP: http://www.agreable2008.com/
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。