「東北の手仕事には、知恵と技、そして生きる力が込められています。」
十和田湖畔休屋で東北の手仕事を今の暮らしに伝え残したいと、平成元年に「暮らしのクラフトゆずりは」を始めて今年で25年。
店主の田中陽子さんの想いは当時から何一つ変わらず、作り手と使い手(お客様)の橋渡し役として、作り手の魂を伝え続けています。
木の柱や梁、棚、テーブルで装飾された店内は温かさに溢れ、その中で所狭しと東北の手仕事が数多く並べられていました。
作り手を一人一人訪ね思いを聞き、その思いを一つ一つ丁寧に使い手(お客様)に伝える役目。
店内はその役目を果たすようにディスプレイされています。
冒頭の文章は店内に展示されてあるパネル「東北の手仕事」に書かれてある一文ですが、このパネルにはこのようなことも書かれてありました。
「厳しい気候風土のもと、自然の恵みも災いも受け入れてモノは祈るように作られてきました。」
店主の田中さんは東北の手仕事から”恵まれない条件の中で生み出される知恵と生きる力の尊さ”を教えられたといいます。
先日訪れた南部裂織保存会でも同じ話を聞いたのを思い出しました。
「東北の手仕事」
色や形、デザインも大事ですが、知恵と技、生きる力が込めれた「東北だからこその手仕事」を、ぜひ手に取り、そして使ってみてはいかがでしょうか。
<暮らしのクラフトゆずりは>
〒018-5501 十和田市十和田湖畔休屋486
電話番号 0176-75-2290
営業時間 9:00~17:00(11月中旬まで無休)
<ゆずりは東京展 布~ラオスと東北~のご案内>
期 間 2013年10月02日(水) ~ 10月20日(日)
場 所 蔦サロン 〒107-0062 東京都港区南青山5-11-20
時 間 10:00~18:00
お問合せ TEL 03-3409-8645(会場)
アクセス 地下鉄 表参道駅B3出口 徒歩5分
by きむにぃ
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