先日のまるごとブログでhayashiyaが紹介した2月20日に東京のフレンチダイニングKatsina(カチナ)で開催される「ローカルレストランライブ“sachi”~山崎龍司×青森県~」の際に、地酒のセレクトを担当する「だめにんげん祭り」さんと八戸酒造を訪れました。
八戸酒造は、9代目にあたる長男の駒井秀介さん(専務)と、次男の伸介さん(常務)の二人の兄弟が中心となって蔵を切り盛りしています。
今回は、酒蔵全般の運営を担当している駒井専務に蔵を案内していただきました。
伝統的町屋の構えと漆喰塗りやモダンな赤煉瓦が一体となった重厚感漂う佇まいの酒蔵は、2011年に国の登録有形文化財、また青森県では初となる景観重要建造物にも指定されています。
いよいよ酒蔵見学スタート。
まず、目に入ってきたのが、大きな窓の外に広がる黒と白の漆喰塗りの蔵と、新井田川に浮かぶ屋形船。今回は、酒蔵見学とセットで、屋形船でランチをいただきながら八戸港を巡るコースを予約していたため、「酒蔵見学の後に、あの屋形船に乗ってランチだ!」と思うとテンションが上がります。
駒井専務から酒づくりの行程を丁寧に説明していただき、酒蔵の歴史や酒づくりに対する熱い思いもお聞きしました。
スコットランドからわざわざ取り寄せたというとても珍しい鉄骨の梁や煉瓦の積み方もスコットランド方式。とてもオシャレです。
一通り酒蔵の見学をした後は、いよいよ利き酒。
最初に、フルーティーで甘めの「陸奥八仙」ピンクラベル吟醸酒をワイングラスで飲みました。続いて、お刺身と相性のいい「いさり火ラベル特別純米酒」、そして一番人気の赤ラベル特別純米酒。
それぞれ、ターゲットに合わせた特徴がはっきりと出ている美味しいお酒でした。
利き酒をしなかった黒ラベル純米吟醸は、購入して屋形船でランチと一緒にいただくことに
酒蔵を後にして、ブルーカンパニーが運営している新井田丸という屋形船に乗り込むと、テーブルの上にはお弁当と何故か「かっぱえびせん」が?
そして、船内ではBGMとして「メリーさんの羊」がゆるーい感じで繰り返し流れています???
以前、蕪島に行ったとき、ウミネコの餌付用に「かっぱえびせん」が売られていたので、「かっぱえびせん」は、すぐにピンときました。
お弁当は、地元の食材を中心に使用された上品な味わいで、特に、とっても新鮮なイカ刺しと酒蔵で購入した「八仙」黒ラベルを美味しくいただきました。
約90分の遊覧中、美味しいお弁当やお酒とともに、ウミネコへの餌付け(かっぱえびせん)や工場見学など、とっても楽しい時間を過ごすことができました。
夜には、工場見学ツアーなどもやっているそうで、こちらも興味津々。
今回、「だめにんげん祭り」の皆さんと、八戸酒造の他にも2所の酒蔵を巡りましたが、どこの蔵も個性とこだわりがあって、青森の地酒の魅力を改めて実感しました。
by さっちゃん
<お問合せ先>
ブルーカンパニー㈱ TEL:0178-35-4415
http://www.niidamaru.com/
<今回のプラン> ※様々なプランがありますので電話でお問い合わせください。
料 金:お一人様4,500円(料理 梅コース)
所要時間:2時間
内 容:八戸酒造(館内見学・利き酒・休憩)
屋形船(八戸港内・新井田川遊覧)
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。