毎年5月になると青森市のベイエリアに立ち並ぶ「ねぶた団地」。
澄み渡る青空の下、6月にしては暑い日差しが照り付けるねぶた制作小屋の中で、紙貼り体験を行う若い女性2人組がいます。
仙台市出身の彼女達は、いま「ねぶた師になる旅」の最中です。
これまで一般公開されてこなかった、幅約9m、奥行約7m、高さ約5mにもなる大型ねぶたの制作を実際に体験できるこのツアーは、仕事旅行社のホームページから申し込むことができます。
体験スケジュールの主な内容は、「ねぶたの家ワ・ラッセ」で、ねぶたの歴史やねぶた師の仕事のポリシーについての話を聞いた後、昼食後に実際の制作現場での紙貼り体験などを行います。
講師は地元青森でも有名なねぶた師、北村蓮明さんを親に持つ北村春一さんで、東京でのサラリーマン生活を辞めてねぶた師になる決意を固めた内容など、北村さんのねぶた師という仕事にかける熱い心にも触れられます。
実際に参加されたお二人に伺ったところ、「体験はまだ全部終わっていないけど、本物のねぶたに囲まれて、実際にその中で作業できることにとても満足している。また祭り本番の時期に来たい。」とのお話しを伺うことができました。
参加のきっかけは、「自分の知らない世界を感じたい」というインスピレーション。そんな旅がここ青森にあります。
【問合せ先】
株式会社仕事旅行社電話:03-5843-6451
by オーレおじさん
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