お久しぶりです。て~お~です。
現まるごとスタッフのお許しを得て、今年度二回目の美術館からの「寄稿」をさせていただきます。
7月12日から青森県立美術館では、「美少女の美術史」展を開催します。
美少女展は一口で言うと、「少女」に着目して、浮世絵からアニメ・フィギュアまで、江戸時代から現代まで、幅広い作品を展示するものです。しかも、年代やジャンル毎ではなく、16のテーマに沿って展示するので、各年代の表現方法の類似点や相違点が比べることも可能です。
霜鳥之彦『少女(休憩)』 1926年 京都市美術館蔵
複数企業、アーティストによる「初音ミク」をモチーフとするインスタレーション作品 2014年 ill. by KEI ©CFMwww.piapro.netd0007875_2292112.jpg
たとえば、こんな感じで大正の日本画と初音ミクさんが一緒の展示会場に展示されます。なかなかない組合せですね、きっと。ところで、なぜ「ミクさん」と敬称を付けているかというと、単純に私が好きだからです。ある個人的なパーティーではミクさんの「メルト」を入場曲にしてしまったほどです。
では、展示会の見どころを二、三、ご紹介しましょう。
<美少女展見どころ その1>
太宰治原作の「女生徒」をオリジナルアニメーションにして、上映します。約15分。朗読は遊佐未森さんです。
予告編をちらっとお見せしましょう。
<美少女展見どころ その2>
現代芸術家obさんによるライブペインティングイベント。開幕に先立ち、7月1日から制作しています。ずいぶん進んできましたよ。
<美少女展見どころ その3>
「美少女の美術史」展の関連イベントで、本展に展示される村上隆氏の「6HP」 (シックス・ハート・プリンセス) に関したコスプレイヤーによる演劇、ダンスなどからなるパフォーマンスステージを開催します。村上氏、mebae氏、乾たつみ氏、中川大地氏、美矢知子氏によるトークショーも開催します。
日時:7月12日 (土) 15:00 – 16:00 トークショー、16:00 – 17:00 パフォーマンスステージ
会場:展示室I
観覧料:無料 ※ただし展覧会チケットの半券提示が必要です。
Twitterを中心に既にSNSで話題沸騰の「美少女の美術史」展。
この夏、青森は県美の美少女で熱くなります。
byて~お~
【美少女の美術史展】
場所:青森県立美術館展示室
会期:7月12日 (土) − 9月7日 (日)
開館時間:9:00− 18:00 (入館は17:30まで)
休館日:7月14日 (月)、7月28日 (月)、8月11日 (月)、8月25日 (月)
観覧料:一般1,500 (1,200) 円 / 高大生1,000 (800) 円 / 小中生「夏休みこども美術館デイ」により無料 ※常設展もあわせてご覧いただけます。
詳細はこちらのサイトでご確認を!お得な前売券もまだ間に合いますよ!
http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/60/
問合せ:青森県立美術館 青森市安田字近野185 電話017-783-3000
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