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津軽の伝統工芸品「こぎん刺し」「津軽塗」とデザインの力

津軽の伝統工芸品「こぎん刺し」「津軽塗」とデザインの力

特産品・お土産 | 2014-08-25 16:54

津軽の伝統工芸品「こぎん刺し」「津軽塗」とデザインの力

青森市の郊外にあるエフ・ビヨンドに行ってきました。
エフ・ビヨンドは、開放感のある広々とした店内に、お洒落な家具や生活雑貨などを取り揃えているライフスタイルを提案するインテリアショップです。
ここのお店で注目したいのが、津軽地方の伝統工芸品「こぎん刺し」と「津軽塗」を扱うコーナー。

津軽の伝統工芸品「こぎん刺し」「津軽塗」とデザインの力

弘前市出身で副店長の長内さんは、子供の頃から身近にあった「津軽塗」と「こぎん刺し」にとても興味があったそうです。しかし、実際に「津軽塗」や「こぎん刺し」を目にするのは、物産館などのお土産品コーナー。「県外の観光客のお土産品という位置づけではなく、まずは地元の人たちの普段の生活に取り入れてもらいたい」そんな思いから、4年ほど前に、こぎん刺しについては、以前から付き合いのあった弘前こぎん研究所に、「津軽塗」は弘前の熟練の津軽塗職人さんに制作をお願いし、長内さんデザインによるコラボ商品の販売をスタートさせました。

津軽の伝統工芸品「こぎん刺し」「津軽塗」とデザインの力

「こぎん刺し」については、色使いや模様を季節によって定期的に変えているそうで、現在、店舗に並んでいる商品は、伝統的な色合いや技法をベースにした落ち着いたものでした。
ここのお店の商品は、「津軽塗」も「こぎん刺し」も伝統的な技法を忠実に用いているにもかかわらず、お土産コーナーで売られている商品とは明らかに雰囲気が違います。
その理由を長内さんに聞いてみると、「生地と刺し糸の色の組み合わせや、模様の位置やバランス、綿の代わりに皮の素材を組み込むなど、ちょっとした工夫で仕上がりが大きく変わると思う。初めのころは、様々な色合いや斬新なデザインなどにも挑戦してみたけど、最近は崩しすぎないようにしている」と話していました。
今回、長内さんとお話をして、私たちの身の回りにあるモノを魅力的に見せるためには、デザインは本当に大切な要素なんだと、改めて感じさせられました。
                        by さっちゃん

d0007875_2214379.jpgエフ・ビヨンド 
住所    青森県青森市自由が丘2-15-4
TEL    017-765-6565
FAX    017-765-6622
営業時間  10:00-19:00
定休日   水曜日
ホームページ http://www.f-beyond.com/

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