東京オリンピックの開催は2020年ですが、青森県では一足早く、今年の5月1日から、オリンピックならぬ「お湯リンピック」が開催されています。
内容は、青森県内のお湯の色の異なる五つの温泉(黒、金、白、茶、緑)が連携して、温泉巡りを楽しんでいただくスタンプラリーとなっており、5温泉で入浴してスタンプを集めると、次の1回を無料で入浴できるほか、4つの温泉旅館で宿泊すると、次にいすれかの旅館で宿泊する際には1割引になるとのことです。
主催する「青森県五色温泉協議会」では、この取組をきっかけにして、青森県内の豊かで様々な温泉を楽しんでほしいと話しています。
このため、今回は、その中でも緑色(エメラルドグリーン)のお湯で「日本一の温泉銭湯」とも言われる、平川市の新屋(あらや)温泉にお邪魔しました。
約30年前に建てられた建物や内部の様子はいたってシンプルで、コインロッカーにいたっては、使用料が10円。何とも懐かしさを感じます。
時間によって色が変わる(透明→白濁した緑色→エメラルドグリーン)不思議さに加え、何よりも温泉マニアの評価が高い泉質は、温泉素人の私にもわかるほどです。
湯船に入った瞬間、柔らかでヌルヌルとしたお湯が身体を包み込み、熱すぎない湯温がとても心地良く、いつまでも浸かっていたい気持ちになります。
上がった後も、肌が何とも言えないほっとするような良い香りに包まれます。
ご主人にお話しを伺うと、ブログや旅行雑誌で取りあげられたこともあって、最近は県外からのお客様も増えてきたとのことでした。
今回の「お湯リンピック」の取組についても、全部回るのは難しいかも知れないけれども、青森県内の温泉の良さを全国の皆様に知っていただく良い機会になればとのお話しでした。
<お湯リンピック参加施設>
●「黒」・・・東北温泉(東北町)
(過去のブログ記事)
●「金(黄金色)」・・・不老ふ死温泉(深浦町)
(過去のブログ記事)
●「白(白濁色)」・・・下風呂(しもふろ)温泉まるほん旅館(風間浦村)
(過去のブログ記事)
●「茶(茶褐色)」・・・古遠部(ふるとおべ)温泉(平川市)
(過去のブログ記事)
●「緑(エメラルドグリーン)」・・・日帰り施設・新屋温泉(平川市)
(過去のブログ記事)
皆様も、温泉地数全国第4位、人口10万人当たりの公衆浴場数全国1位の青森県の温泉をぜひお楽しみください。
(byオーレおじさん)
【新屋温泉】
平川市新屋平野84-14
TEL 0172-44-8767
営業時間 ・朝湯 5:30~7:30(4月~11月)
・通常 7:30~21:30
料金 大人 350円(朝湯 200円)
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。