青森ラーメンの激戦区青森駅前に今年2月にオープンした「ラァメンぼーんず」に行ってきました。
実はこのお店、それまでは青森市役所裏にあった人気店「中華そば ろぜお」の店主 木村和央(かずひろ)さんがろぜおをたたみ、「新たな挑戦」をするためにオープンしたお店なんです。
そしてその「新たな挑戦」に取り組んでいるラーメンが「青森鶏だし中華そば(680円)」。
青森ラーメンと言えば、煮干し・焼干し系が主流ですが、木村さんはラーメン好きの青森県民の選択肢を増やしたい、観光客やビジネス客に青森の豊富な食材で作るラーメンを楽しんでもらいたいという想いから、青森県特産の青森シャモロックや青森県産の桜姫鶏などを使った「鶏だし」にとことんこだわったラーメンを提供しています。
運ばれてきたときに漂う鶏だしの香りは、鶏好きにはたまりません。
こだわりは鶏だしだけではありません。
醤油は力強い鶏だしに負けないように加熱処理をしていない生きた醤油の「生揚げ醤油」など3種類をブレンドして、醤油のキレと香りが立つようにお店で加熱処理をすることで、鶏だしの旨みと風味も生かす絶妙なバランスになっています。
この生揚げ醤油ですが、県内ではここだけで使用している珍しい醤油なんだそうです。
そして、お次は麺。
国産小麦の春よ恋をブレンドした青森市内にある加福製麺所特注の細ストレート麺。
にゅうめんやそうめんを感じさせるようなツルツルな食感とスープの持ち上げの良さが特徴です。
具材にも特徴があります。
チャーシューは豚バラ肉と鶏肉の2種類。
鶏チャーシューは低温調理しているのでパサつき感がなくしっとりした食感で上品な味わいです。
メンマは自家製の穂先メンマで、やわらかくてジューシーな歯ざわりは一度食べたらクセになります。
そして特徴的なのが、ネギのほかに入っている玉ネギ。
木村さん曰く、食感を楽しんでほしいのと、時間が経てばスープの熱で甘みが増してさらに美味しくなるんだそうです。
さらに鶏だしならではの楽しみ方が「おじや」(おじやセット(200円))。
脂っこくなく、そして臭くない、あっさりした鶏だしなのでペロッと完食しちゃいました。
青森鶏だし中華そばに新たなブームの予感・・・。
オススメです!
ぜひご賞味ください!
コショウや薬味なしでそのままで食べるのがオススメです!
ろぜおファンの方にも朗報です。
ろぜお時代に提供していたトンコツや醤油豚骨、赤そば、そして煮干し中華も復活して提供しています。
<ラァメンぼーんず>
住 所 青森県青森市新町1-8-5(パサージュ広場)
電 話 017-734-4310
営業時間 平日/11:00~14:30(LO14:00)、17:00~22:00(LO21:30)
金・土・祝日の前日は23:30まで(LO23:00)
定 休 日 不定休
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。