11月3日に下北半島の尻屋崎に行ってきました。
この日は、前日から北海道で急速に低気圧が発達し、降水確率も高めでした。
お客様をお連れして七戸十和田駅から尻屋崎に向かう途中、普段は穏やかな陸奥湾がかなりの高波と強風だったり、雨が降ったかと思うと日が差したりとドラマチックなお天気でした。

もの凄く激しいお天気だったので、目的地の尻屋崎や寒立馬の見学を諦めていたのですが、尻屋崎に降り立つと、それまでの雨がピタリと止み、風は相変わらず強いものの、美しいレンガ造りの白亜の灯台と青い空、青い海が広がり、この世とは思えない神秘的な光景が広がっていました。
ちなみに尻屋崎は、下北半島の右側の突端で、大間のマグロで有名な津軽海峡と太平洋の海流がぶつかるところでもあり、昔から難破岬とも呼ばれ、船の遭難が多いところとして船乗りから恐れられていたようです。

尻屋崎の灯台を中心に、下の写真は津軽海峡と太平洋を同じ時間に撮影したものですが、明らかに津軽海峡の方が荒々しく、2つ海流がぶつかっているところだということが分かりました。

灯台付近で写真撮影をして、さらに車で移動すると、突然5~6頭の寒立馬の群れが目の前に現れました。道路の真ん中を悠遊と歩いている親子らしき馬や海岸の草を食べている馬など、とても自由な雰囲気です。馬と背景の海がマッチしていて素敵でした。

人懐っこくて、餌をもらえると思ったのか、どんどん顔を近づけてくる馬もいました。

寒立馬は冬期間は、「アタカ」と呼ばれる放牧地で過ごすようす。
雪と寒立馬もとても絵になりますよね。次は冬に行ってみたいです。
byさっちゃん
尻屋崎観光情報
ぐるりんしもきたHP