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「きみがらスリッパ」

進化し続ける「きみがらスリッパ」

特産品・お土産 | 2015-02-11 15:22

「きみがらスリッパ」

今から10年程前にも、まるごとブログで紹介した「きみがらスリッパ」
10年前と比べ、明らかにデザイン性が高く、土産品店などに加えて、セレクトショップなどでも取り扱うようになっているのが気になり、再び「十和田市きみがらスリッパ生産組合」のお母さんたちのもとを訪問してきました。

ちなみに「きみ」は青森の方言で「とうもろこし」のこと。
このスリッパは、自然乾燥させた「きみ」の「から(果皮)」から作っています。
かつて馬産地だった十和田市は、飼料用とうもろこし「デントコーン」の栽培がとても盛んで、大量に発生する「きみがら」の再利用のために、昭和20年代から「きみがらスリッパ」の制作をスタートさせました。

当初は、廃棄される「きみがら」の再利用のために作りはじめた「きみがらスリッパ」ですが、現在は、地域内で馬の生産はほとんどされていないので、「スリッパ」を作るためのデントコーンは、組合のお母さん達がそれぞれの家庭で栽培しています。肝心の身の部分は、飼っている鳥やウサギの餌にしたり、近隣の乗馬クラブなどに買い取ってもらっているそうです。

「きみがらスリッパ」

10月に収穫したデントコーンの皮を一枚一枚丁寧に剥ぎとって2週間ほど乾燥させ、長さや厚さの異なる4種類ほどの部位に選別します。ここまでの下準備だけでも、もの凄いテマヒマがかかっています。さらにスリッパの底の部分に使われている藁も自分たちで編んでいるというのも驚きです。

「きみがらスリッパ」

それらを細く裂いて湿り気を与え、ひと目ずつ手で編み仕上げていくので、1日1足作るので精一杯だそうです。

「きみがらスリッパ」

作り手によってスリッパの木型が異なり、つま先部分のフォルムも微妙に違ったりします。
きみがらスリッパの特徴は、天然素材ならではの独特の質感と履き心地。履いているうちにどんどん足に馴染んできて、夏サラリと涼しく冬温かいのも嬉しいです。

「きみがらスリッパ」

販売店や実際にスリッパを履いてくれるお客様の声を大事にして、日々、デザインや履き心地などの改良に努めているお母さん達は、本当にパワフルでした。

                           byさっちゃん

問合先
十和田きみがらスリッパ生産組合
十和田市農林部とわだ産品販売戦略課内
TEL:0176-51-6743(直通)

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