既に多くの報道があったとおり、この2月、五所川原の立佞武多がブラジル・サンパウロのカーニバルに参加しました。
このカーニバルに参加した五所川原市役所の方々からカーニバルの写真をいただきましたのでご紹介します。(パレード写真は仁尾帯刀さん撮影)
そもそも、今回のカーニバルへの参加は、昨年、立佞武多をご覧になったコシノジュンコさんがブラジル側との間を取り持って実現したもの。
コシノさん、相当、立佞武多に感激してくれたのでしょうね。
ありたいことです!
ブラジルに渡ったのは、2012年制作の「復興祈願・鹿嶋大明神と地震鯰(なまず)」。
東日本大震災復興支援への感謝の思いを伝えるためという目的から選ばれた題材です。
立佞武多本体は、昨年12月に五所川原を出発し、約1か月半の船旅を経て、ブラジル入りしました。
その際、立佞武多は15個のパーツに分解された状態だったそうです。
そこで、制作者の福士裕朗さんをはじめ、五所川原からスタッフ数名が、2月初め、ブラジルにわたり、4日間かけて組み立てしてきたそうです。
通常は20メートルを超える立佞武多ですが、今回は15メートルのブラジルバージョン。
(会場の規制で山車の上限が15メートルだったそうです)
完成した立佞武多の前で記念撮影。
カーニバルは、ブラジル・サンパウロの特設会場で行われました。
14日未明に登場した立佞武多。
自ら明かりをともして登場した立佞武多の姿に、現地の観客は驚き、そして大歓声と大拍手で迎えてくれたようです。
通常、カーニバルに登場するブラジルの山車は、ライトで照らされた状態で運行されるのですが、自らが発光する山車、しかも紙!というのは、非常に新鮮なものだったようです。
しかも、ブラジルのカーニバル史上、外国の山車が登場したのは初めてのこと。
いやあスゴイ!
これがきっかけで全世界の方が五所川原の立佞武多に注目してくれるといいですね。
立佞武多、これからも世界中の度肝を抜いて欲しいです!
By niok
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