ゴボウの産地=青森県。
収穫量が全国の約3割を誇る青森県は日本一のゴボウの産地ですが、なぜ青森県でゴボウがたくさん獲れるのか?
それは「偏東風(ヤマセ)」と呼ばれる冷たい風の影響により、夏場でも冷涼な気候がゴボウにとって最も適した環境だからだと言われています。
県内でも太平洋側の県南地域が一大産地になっています。
そして、青森のゴボウは、色が白くて、キレイで、香りも良く、繊維質が残らないやわらかさでは他の産地を圧倒しているのだそうです。
さらにゴボウは、低カロリーな上に、主成分が食物繊維のため腸内を掃除してくれる働きがあるので、ヘルシー野菜としても人気があります。
最近ではごぼう茶が健康にいいと言われたくさんの方々に飲まれているほか、県内ではゴボウを練り込んだ麺や、スナック菓子、アイスクリーム、こんにゃくなど様々な加工品にも使われています。
古くから郷土料理にも使われていて、津軽地方の「けの汁」や南部地方の「せんべい汁」、「ひっつみ」の具材としても欠かせないほか、漬物は食卓に季節を感じさせる一品として長く愛されています。
そんな広く長く愛されているゴボウですが、もっともっと身近で毎日の食卓に彩りを添える逸品を開発しようと、およそ2年の構想の末に、このたび、十和田のごぼうたっぷりドレッシング「Burdock Dressing」が「十和田NPO子どもセンター・ハピたの」から発売されました!
「地元産の美味しい野菜をより美味しく食べていただきたい。」
「素材の味わいをそのまま楽しんでいただきたい。」
などの思いを込め、化学調味料無添加で作っているそうです。
また、使用しているゴボウはもちろんすべて十和田市産のもので、十和田のごぼう名人・水尻さんのゴボウを使用しています。
水尻さんは、ゴボウを作る土の栄養を保てるように、土壌診断を行い土壌のミネラルをたっぷり養いながら毎年畑を替えてゴボウを栽培。
健康な土壌で育てられたゴボウはストレスもなく、すくすくと成長するので味にえぐみもなく、フルーティな香りのするゴボウに育ちます。
水尻さんの一押しのゴボウ料理はスライスした「ゴボウの刺身」だそうです。
今回ドレッシングで使用したゴボウは、その中でも熟成されて美味しさが増した「秋堀りゴボウ」のみを使用。
昨年12月に発売した800本のドレッシングは年末には完売するほどの人気だそうです(現在は販売しています)。
サラダにはもちろん、パスタや魚、肉料理にもオススメですが、お客様からはしゃぶしゃぶやチャーハンにも合うなど、レシピに関するたくさんの感想があったそうです。
ドレッシングは粘度が高いのでバーニャ・カウダなどのつけだれにも適しているほか、ごぼうは出汁が出るのでいろんな料理に合いそうですね。
「地元の方々に、地元産の野菜を安全・安心、かつヘルシーで美味しく食べてもらいたい。」
同法人が運営するカフェのコンセプトをそのまま商品にした逸品です!
ぜひご賞味ください!
ドレッシングは、
・ハピたのカフェ
・アートステーショントワダ
・十和田市現代美術館
で、購入できます(150ml 540円(税込み))
また、奥入瀬渓流森のホテルの朝食でも使用されているそうです。
十和田NPO子どもセンター・ハピたの
住所:〒034‐0011 十和田市稲生町15-24 とわだパルコビル4F
電話:0176-23-0853
by きむにぃ
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