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小栗山の大栗を使った渋皮煮とグラッセ

小栗山の大栗を使った渋皮煮とグラッセ

特産品・お土産 | 2015-06-09 18:59

小栗山の大栗を使った渋皮煮とグラッセ

普通の栗の2個分くらいはある?巨大な栗の渋皮煮(1粒30グラム前後)。とても食べ応えがあります。
この栗を栽培しているのは、小栗山農園の工藤格栄さん。小栗山農園の小栗山は、弘前の中心街から車で南に15分ほどのところで、縄文時代の遺跡も発掘されているとても歴史のある地域です。

小栗山の大栗を使った渋皮煮とグラッセ

興味深いことに、小栗山の栗山は、昭和28年まで個人所有ではなく、地域の人たちが管理していたということ。山栗が収穫時期を迎えると、村総出で拾い集め、斑ごとに平等に分けて持ち帰ります。良い栗と虫食い栗を選別して、良い栗は「小栗山の栗っこ美味しいよ!」と、旧市内に売りに行っていたそうです。
当時から「小栗山の栗は小粒だけと美味しい」と評判で、その価値は「米1升に対して栗1升」と高価なもので、地域の人たちの貴重な収入源でした。
そんな小栗山の栗も、戦後、アメリカシロヒトリの大発生により大部分が枯死し、その後にりんごが植栽されていきました。

ほとんど栗の木がなくなってしまった小栗山に、今から20年ほど前、工藤さんのお父さんが、所有する森林を伐採して栗の木を植栽。徐々に面積を拡大していきました。

収穫した栗は、生果で市場には出荷せず、工藤さん自らが栗のペーストに加工して、市内の和菓子や洋菓子店に卸したり、和栗のアイスとして販売していましたが、今年の4月に新たに「小栗山の大栗渋皮煮」「小栗山の大栗グラッセ」を発売。
渋皮煮とグラッセは、小栗山農園の栗の中でも極上のものをセレクトして使用しています。
今期分は、販売店に出ているもののみで販売終了。次の入荷は年明けになるとか。

小栗山の大栗を使った渋皮煮とグラッセ

栗好きに是非オススメの「小栗山の大栗渋皮煮」と「小栗山の大栗グラッセ」。総重量の30%が栗ペーストという、栗感満載のモンブランアイスもオススメですよ!
                        
                     byさっちゃん

☆小栗山の大栗渋皮煮  185g(6~7個)  2,500円
☆小栗山の大栗グラッセ 3個入り       2,000円
 販売店は、弘前市「ラポム」、青森市「A-FACTORY」

☆モンブランアイス 380円 
 販売店は、A-FACTORY、カブセンター城東店、鰐come 

【 小栗山農園 】
 住所:青森県弘前市小栗山小松ヶ沢153
 電話:080-6051-6159

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

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