下北半島の真ん中にある秘湯「薬研温泉」は今年で開湯400年を迎えました。
薬研温泉は400年前の1615年(元和元年)、「大坂夏の陣」で敗れた豊臣方の武将が薬研に落ちのびて来て発見したと言われていて、泉質は無色透明アルカリ性の単純泉で、源泉かけ流しのお湯は疲労回復、胃腸病、神経衰弱、婦人病などに効果があるそうです。
また、奥薬研温泉を開湯したと言われている慈覚大師円仁は、この地で道に迷って大怪我をした際、河童に助けられて温泉に浸かり怪我を治したと言われています。
薬研温泉は、400年間途切れたことのないお湯の力と、周囲を囲む森の力で、今でも多くのお客様を癒しています。
そんな癒しの温泉の源泉をたっぷり配合した石鹸「薬研温泉水石鹸」(700円)が、このたび開湯400年を記念して開発・発売されました。
源泉を約60日間かけて熟成・乾燥させて作る石鹸は、保湿効果が高く、ツルツル、スベスベの肌になると地元のマダム達に大好評です!
7月4日に開催される「丑湯まつり」の際には、第二弾として、「湯の力」の石鹸と「森の力」の青森ヒバのチップがセットになった商品(900円)を発売するそうです。
取材に来たこの日は残念ながら温泉には入りませんでしたが、せめて胃袋だけでも満たそうと、「イカの町 大畑」らしいご当地グルメ「海峡イカ墨カレー」を食べて、癒されて帰りました。
開湯400年を迎える薬研温泉では様々な企画を予定していますので、ぜひ足を運んでみてください。
<薬研温泉水石鹸>
○問合せ先
大畑町商工会
住所:むつ市大畑町湊村165-8
電話:0175-34-3500
○販売場所
奥薬研修景公園レストハウス、古畑旅館、ホテルニュー薬研、薬研荘、あすなろ荘、薬研保養センター菊末荘、薬研温泉カフェkadar
<海峡イカ墨カレー>
○提供店
奥薬研修景公園レストハウス
住所:むつ市大畑町赤滝山1-3
電話:0175-34-2008
※レトルトもあります。
<薬研温泉開湯400年祭>
○問合せ先
薬研温泉開湯400年祭実行委員会事務局(大安寺)
電話:080-2042-8337
by きむにぃ
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