青森県の県南地方にある三戸町は、戦国時代に三戸南部氏の居城が置かれた城下町。
その風情とともに、どこか懐かしさを感じるレトロな町並みが残る同町では、近年、地元をよく知るガイドと一緒に街をめぐる「さんのへ街歩き」が注目を集めています。
先日、私も体験してきましたので、今回はその様子をご紹介したいと思います。
出発地点は三戸町役場。吉田初三郎の鳥瞰図の前からスタートします。案内してくれるのは、さんのへ街歩き奉行所の皆さん。
ここで、まずは三戸町の概要を説明してくれます。三戸町の地理的条件や、奥州街道としての役割がよくわかります。ふむふむ。
役場前には、三戸出身の絵本作家「馬場のぼる」さんの代表作、「11匹のねこ」の像が置かれています。笑顔が素敵ですね。
街に出ると、大正時代の建築物や昭和初期の木造住宅がいっぱい!
富田歯科医院。元は銀行の建物だったそうで、玄関の作りがいい味出してます。
レトロな看板。これだけでもう文化財?
局番が一桁!
佐瀧別邸。弘前で洋館を数多く手がけた堀江組の建築。まさに大正ロマン・昭和レトロ!
日本最古の白虎隊藩士の墓碑。歴史ロマンも有ります!
当時、旧会津藩領内では遺体の埋葬が許されなかったため、戊辰戦争後に三戸へ移った会津藩士が建てたものだとか。
一休みには、商工会女性部の方々が運営する「まちの学校」にて、
県南地方のソウルフード、「くしもち」!
そして・・・
三戸のおやつといえばコレ!「きんかもち」!
某有名漫画にも取り上げられたきんかもち。
旬のサクランボverもありました。こちらも美味しかった!
超でかいサッカーボールとか、すごく元気な葬儀屋さんとか、鮮魚店なのに野菜が全面に押し出されている店とか、紹介したいところはまだまだあるのですが、写真だけでもすごい枚数になりそうなので、今回はこの辺で!
「さんのへ街歩き」。実際に参加してみないと伝わらない魅力もたくさん♪
5日前までに予約すれば、1名からでもガイドしていただけます。
次の週末、三戸街歩き奉行所のメンバーと一緒に、大正ロマン・昭和レトロ・コナモンの街を歩いてみてはいかがですか?
(by Key)
最小催行数 1名から
参加料 中学生以上 1,000円、小学生 500円
※未就学児無料
保険料込
所要時間 約90分
申込先 三戸町観光協会 0179-22-0777
主催 三戸街歩き奉行所(三戸町観光協会)
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。