みなさんこんにちは!最近の青森県内は秋の気配が感じられる気候ですね。
今回は夏の疲れを癒やしてくれそうな古民家茶屋「きたむら茶屋」と、極上のあんぱんをご紹介したいと思います。
「きたむら茶屋&殿さまあんぱん」は南部町、旧福地村にあります。赤い幕と手描きの看板が目印です。こちらのお店ではお茶屋さんとパン屋さんが同居しています。
古民家を改装したというお店の中はまさに「昭和」の雰囲気。
使い込まれた箪笥やブラウン管テレビ、黒電話など懐かしい生活用品がそこかしこに置かれています。生活感のある畳の上には、夏用のござがピンで留めてあったりして、なんだかおばあちゃんの家に遊びに来たような安心感があります。
レコードからは蘇州夜曲が流れ、昭和の時代にタイムスリップしたかのよう。
開け放たれた窓からは、心地よい風が吹き込んできます。
ここのメニューは、南部地方で昔から食べられてきた料理や、懐かしさを感じる喫茶メニューを中心に取りそろえているそうです。「鶏にぼしそば」は煮干しダシを使った優しいおそばで、味のしみた鶏肉との相性が抜群です。
「きたむら茶屋特製甘こうじ」はお砂糖が入っていないことが信じられないくらい甘くて、暑さで疲れた心と体がゆったりとほぐれていくような一品。
そして、極上の「殿さまあんぱん」。これなくして「きたむら茶屋」は語れません。
もっちりふわふわの皮と、たっぷりと詰められた重厚なあんこがたまりません。
今回いただいたのは「冷やしあんぱん」。添えられた甘さ控えめのホイップと一緒にいただきます。
おなかの許す限り、ずーっとこれを食べていたい。冷やしあんぱんとアイスコーヒーの永久機関になりたい。もう一生デブでいい…。そんな気持ちになりました。ぜひ皆さまにも召し上がっていただきたいです。
きたむら茶屋の中では、近隣地域で採れた新鮮な野菜や、金盥に入ったラムネなども売られています。店内のディスプレイは一見すると無造作ですが、なんだかおしゃれ。そして無性に懐かしい気持ちになります。
「きたむら茶屋」は、パンを買いにちょこっと寄るだけでもいいし、お昼寝も大歓迎なのだそうです。確かに、店内のお気に入りスペースを見つけて、文庫本でも持ち込んで、ゆったりと寝てしまいたくなるような安心感があります。
南部町にお越しの際は、ぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
きたむら茶屋&殿さまあんぱん
住 所:青森県三戸郡南部町福田字間ノ原43
電 話:0178-20-9115
時 間:11:30~16:00
定休日:毎週水曜日
<メニュー(一部)>
殿さまあんぱん:1個180円、10個1700円
殿さまクルミパン:1個90円
殿さまレーズンパン:1個90円
鶏にぼしそば:600円
きたむら茶屋特製甘こうじ:200円
Facebook:https://www.facebook.com/chayakitamura?fref=ts
(by霜月)
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。