今年も様々な種類のりんごが店頭に並び始める時期になりました。
さて、「りんご」と言えば、恐らく多くの人は赤いりんごを思い浮かべるのではないでしょうか。
実は、近年黄色いりんごの生産量が増えていて、青森県では栽培されているりんごの総栽培面積の2割近くまで達しているそうです。
黄色いりんごと聞くと、昔の酸っぱい青りんごを連想する方もいるようですが、実際の黄色いりんごは酸味が少ない分甘さが際立ち、全般的に赤いりんごよりも甘いものが多いのだそう。
青森県で主に栽培されている品種は、きおう、トキ、シナノゴールド、星の金貨、王林、金星の6品種。
このうち、青森県のりんご関係者が特に熱い期待を寄せているのが「トキ」。
トキは、五所川原市の故土岐傳四郎さんが約20年もの歳月をかけて育成した品種で、平成16年に品種登録されました。名前の由来は土岐さんの名前からきています。
トキの特徴は何と言ってもその甘さとジューシーさ。
元々は、「王林」と「紅月」という品種を交配したものとして品種登録されましたが、その後の遺伝子解析から「王林」と「ふじ」の交配だということがわかりました。
王林譲りの香りの良さに、ふじ譲りのシャキシャキとした食感、そしてふじを上回る糖度。まさに両親のいいとこどりのようなりんご!その血筋の良さから「りんご界のサラブレット」なんて呼び声もあるのだそうです。
トキが流通するのは9月末から11月上旬あたりまでと旬が短いため、「今しか会えないプレミアムな黄色いりんご」というキャッチフレーズがつけられています。今後少しずつ店頭に並ぶことになりますので、旬な時期に旬なトキをぜひ召し上がってください。
ここで一つとっておき情報。
りんごを食べる際におすすめなのが「輪切りりんご」。
栄養豊富な皮ごと食べられます。皮が気にならず、手も汚れず食べやすいですよ。
<WEBプレゼントキャンペーン>
一般財団法人青森県りんご対策協議会では、「とき」をまだ食べたことのない人にその美味しさを実感してもらうためのWEBプレゼントキャンペーンを実施します。
青森県産「トキ」3kgとりんごエコバック、りんごカッター、りんご専用鮮度保持袋等をセットにして、合計400名様にプレゼントします。
応募期間は平成27年9月21日(月)から平成27年10月18日(日)まで。
詳しくは「健康果実 青森りんご」のHPをご覧ください。
http://www.aomori-ringo.or.jp/
by りんごすたー
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