♪お~くせんまん、お~くせんまん♪
総工事費2億6千万円をかけ、平成6年(1994)7月に開通した「鶴の舞橋」。
鶴田町にある廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)は、岩木山の雄大な山影を湖面に映し出すことから、通称「津軽富士見湖」と呼ばれています。この湖にかかる長さ300メートルの鶴の舞橋は、三連太鼓橋では日本一長い木橋であり、その名のとおり、鶴が羽を広げて優美に舞うような姿をしており、鶴と国際交流の里・鶴田町のシンボルともなっています。
木の橋だけに「日本一なが~いきの橋」。
鶴は長寿のシンボルでもあり、ここ鶴田町はここにも、そこにも、いろんなところに鶴をあしらったデザインを見ることができ、驚きと発見に満ちた町になっています。
JR五能線の陸奥鶴田駅の駅舎も赤いアタマの鶴が羽を広げた形をしてますし、ゆとりの駐車帯のトイレや時計、郵便局・・・と、どんだけこだわってるのか(はぁ)



ちなみに、タンチョウは、ツル目ツル科ツル属に分類されるツル。そして、アタマの赤い部分は、皮膚が露出しているんだとか!そうか、ツルッ○○だったのか!道理で、ツルツル頭の元気な父さんたち「ツル多はげます会」が、ここ鶴田町に生息しているわけだ。
本物のタンチョウは、津軽富士見湖畔にある丹頂鶴自然公園で間近に見ることができます。
そんなオモロイ鶴田町に、マジメな感じの「鶴田町歴史文化伝承館」があります。
ここは、平成16年に廃校となった水元小学校を活用した施設です。明治9年(1876)創立、昭和9年(1934)に築造されたヒバ造りの木造校舎は、町文化財に指定されています。廊下は今でもツルツルに磨かれています。あのNHK大河ドラマ「いのち」の運動会のシーンのロケ現場としても有名です。(わがるヤツだけ、わがればいい)

この昭和のかまり(=匂い)がぷんぷんする体育館で、ふるさとアート体験フェアが開催されています。9月20日(日)からの3日間、それぞれ、水彩画を描く、親子で似顔絵を描いてみる、写真撮影のコツを学ぶ体験ができます。
マツコは水彩画にチャレンジ!講師は深浦町出身の画家・櫻庭利弘先生。80歳を過ぎているということでしたが、とてもエネルギッシュな方でした。参加者はまず、マル、三角、四角から自分でイメージしたモノに発展させて描いてみました。そして、大きな紙には、誰も見たことのない宇宙の花を描いてみました。先生は、高校3年生の時、列車にはねられ、生死の境をさまよった時に、この世のものとは思えない花がきれいに咲いているのを見たそうです。久々に絵筆をとって自分のイメージを画用紙に表現するひとときは、自分と向き合う何とも言えない時間でした。
10月4日の日曜日には、同じ鶴田町歴史文化伝承館で、ふるさとアート体験フェアふれあいコンサートが開かれるそうです。
第1部は、みんなで、音を感じながら、絵で表現する絵画と音楽のコラボレーション。
第2部は、津軽三味線や津軽民謡、和太鼓などの演奏が楽しめます。
みんなで一緒に、思い思いの宇宙花を大きなキャンパスに描いてみませんか!
☆日時:平成27年10月4日(日)
☆会場:鶴田町歴史文化伝承館(旧水元小学校)
17:00 開場
☆第1部 17:40~18:45 音で感じ、絵で表現する絵画と音楽のコラボレーション
☆第2部 19:00~20:10 コンサート
※16:00鶴田町役場発のシャトルバスもご利用ください。
問・申込先 鶴田町教育委員会社会教育班 0173-22-2111 内線215
(マツコHG)
■鶴田町歴史文化伝承館
問 鶴田町教育委員会 0173-22-2111
■丹頂鶴自然公園
開園時間:9:00~16:00
入園料:無料
問 鶴田町産業観光課 0173-22-2111
■つるた街歩きツアー「鶴をたずねて三千歩」
鶴田町歩き隊 つるさんぽ
問 鶴田町観光協会 0173-22-3414
■ツル多はげます会「中秋の有多毛(うたげ)」
旧暦8月15日(今年は、9月27日(日))、アタマにひもの付いた吸盤をつけ引き合う吸盤綱引き、月に見立てたアタマを誰のものか当てる「平和の光当てクイズ」などを行います。
問 成田幹事長 0173-22-2153