秋の色が日に日に濃くなり、銀杏の木が色づき始めた明治神宮外苑絵画館前では、「TOKYO DESIGN WEEK 2015」が開催されていました。
会場では、様々なアート作品が展示されており、ハントメイド作家が集まるマーケットも併催されていました。
そこで出会ったのが『こぎん刺し 絵糸』さん
『こぎん刺し 絵糸』は、東京出身のこぎん刺し作家 竹下さんが2012年に設立し、こぎん作品の販売やこぎん刺しを体験するワークショップを開催するなど、東京を中心に活動をしています。
東京生まれの竹下さんがこぎん刺しを知ったのはとあるテレビ番組でのこと。
青森で暮らしたことのない竹下さんですが、以前住んでいた新潟県長岡市も雪深いところだっため、青森の冬の暮らしぶりがイメージできたこともあり、青森の厳しい冬を暮らすための用の美として生まれたこぎん刺しに心を惹かれたそうです。
絵糸の作品は「カラフル&ライト」がテーマと語る竹下さん。
こぎん刺しの伝統的な模様“もどこ”のシンプルな組み合わせに、カラフルな色合いが相まって、作品に動きが生まれているように感じた私。まるで踊るような明るい印象です♪
伝統的なもどことアルファベットを組み合わせた絵糸ならではの作品もありました!
また、『こぎん刺し 絵糸』では、こぎんとこぎんのある生活を楽しむフリーペーパー『けるくるーる』を定期的に発行しています。
『けるくるーる』では、伝統的なもどこを紹介したり、季節の俳句や旬の野菜など季節の移ろいを感じる内容となっていて、読んでいると穏やかというか、豊かというか、なんだか温かい気持ちになりました。こちらは絵糸のHPでバックナンバーを読むことができますよ。
12月には都内百貨店での催事も予定されているそうなので、『こぎん刺し 絵糸』のHPで日程を確認の上、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
by matsu
◇こぎん刺し 絵糸
HP http://kogin-eito.com/
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。