青森市三本木、県道44号線から「みちのく有料道路」方面へ曲がると左手にある「手打そば 会心」
かつて、そば通をうならせるお店として知られた名店である。
美味しい「かも汁そば」が食べたくて、吹雪の中車を走らせた。
蕎麦の香りもよく、麺は平麺でしっかりとした歯ごたえがあり、食感が楽しめる。
鴨スライスと鴨つくね、ねぎと椎茸が入ったつけ汁はやや濃いめだが、鴨の脂もほど良く、コクがある。
思わず「うまい!」
「自分が好きな蕎麦を打つ」、それが翁系。
「本当に自分が食べたい蕎麦とは何か」
店主が出した答えは「自家製粉」という素材。
国内蕎麦山地から、より良い蕎麦を集め、石臼にて製粉。
出来上がった蕎麦粉に水まわしをしてまとめ上げ、のし、切る。全ての行程を手作業で行う。
「昔ながらの蕎麦切を味わってほしい」それが店主の思い。
山梨の蕎麦の名店「長坂翁」で修業されたご主人がお店で使用している蕎麦猪口は、秩父の草木窯 丸山瑛示氏の作品で、「翁達磨」専用の器である。
常連客が足しげく通う理由が良く分かる。
さて、次はいつ来ようか?
手打そば 会心
住所 〒039-3506 青森市三本木字川崎17-5
電話 017-726-9550
営業時間 11:30~15:00
定休日 火曜日(但し、祭日の場合は、翌日休みます)
by トリッキー
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