快晴の土曜日、奥津軽トレイル倶楽部が主催する「青森ひば林と森林鉄道軌道跡・奥津軽トレイルガイドツアー」に参加してきました。
青森県はヒバの一大産地。津軽半島も例外ではなく、この高級資材である青森ヒバを山から運び出すため、明治以降、森林鉄道が網の目のように張り巡らされていったのだとか。
森林鉄道は、昭和42年に廃止されましたが、その跡は津軽半島各地に残されており、奥津軽トレイルでは、その森林鉄道軌道跡と青森ヒバをテーマに歩きます。
今回参加したのは「太宰治ゆかりの地コース」。
神秘的な湯ノ沢冷泉や、太宰治の小説「魚服記」の舞台となった藤の滝、森林鉄道軌道跡の小田川鉄橋などを巡るコースです。
ガイドをしてくれたのは、日本山岳協会公認ガイドのお二人。
途中で倒れてもゴールまで連れて行ってくれそうな安心感があります。
新緑の奥津軽を進みます。ガイドさんの説明も丁寧で優しい。
コースの目玉の一つ、湯ノ沢冷泉。硫黄分を含んだ水が沸いています。地蔵尊として信仰の対象となっており、きれいに管理されていてごみ一つ落ちていません。
これぞ、パワースポット!といった雰囲気です。
次は太宰治「魚服記」の舞台になったといわれる藤の滝。
太宰もこの滝を見たのでしょうか。
そしてこれが最大の目玉!旧森林鉄道小田川支線の鉄橋跡。
森の中に突然現れる鉄橋。まさに一見の価値あり。
今回のコースは約10.4㎞、標高差166m。
舗装された道路も多く、歩きやすいコースですが、魅力満載!トレッキング初心者の方にもお勧めです。
次回は6月11日(土)、大倉岳登頂コース。
全長は今回の倍以上、約21.9㎞。標高差は670m。
かなり登りごたえがあり、本格的なトレッキングが楽しめそうです。トレッキング用お弁当付き。
体力に自信のある方はぜひチャレンジしてみてください!
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NPO法人かなぎ元気倶楽部(奥津軽トレイル倶楽部事務局)
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TEL:0173-54-1616 FAX:0173-54-1023
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