北海道と本州を結ぶ津軽海峡の地下から汲み上げた海水を使用した「津軽海峡の塩」。
津軽海峡に面した風間浦村で、塩辛やあんこう鍋など海の幸を加工販売する駒嶺商店のヒバ造りで木の香りが漂う工房で、昔ながらの製法で丁寧に時間をかけて作られます。
沖合80m・地下5mから汲み上げた海水をタンクに貯蔵し、機械でろ過、紫外線殺菌した上で、〝直煮法〞という昔ながらの製法で作ります。
海水の状態を見極めながら釜の火で加熱していくと、釜の下に石灰が蓄積し固まり、焦がさないよう気を配りながらザルで何度もこして石灰を取り除くと粗塩となります。これを更に脱水と乾燥を施して、ようやく「津軽海峡の塩」が完成します。
昔ながらの製法で仕上げた塩は、口に含むとほのかに甘く、津軽海峡の海の恵みを味わえます。
シンプルな方法でこそ塩の旨味が分かりますので、一番のオススメは「おにぎり」に津軽海峡の塩を使用すること。
まばらにちりばめられた粗塩が時間が経過しても米の甘みを引き立て、塩本来の旨味も残ったままの絶品です。
<お問合せ先>
海峡市場ばんや(株)駒嶺商店直営販売店
住所:青森県下北郡風間浦村大字蛇浦字石積12-13
電話:0175-35-2865
by菊花
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