7月16日、五能線にハイブリットシステムの新型車両「橅」編成がデビューしました。
自動車では既に導入されていますが、電車でも自然環境に優しいハイブリッドが導入され、従来の車両と比べると、燃料消費率の低減や排気中の窒素酸化物などの約60%の低減が見込まれるほか、駅停車時及び発車時の騒音も低減できるといわれています。
新型車両では、従来の車両よりも開放感を高め、雄大な白神山地や夕日が沈む日本海など、車窓から美しい風景を楽しめます。
印象的なのは、内装に使われている木材ですが、シンボルツリーの橅をはじめ、秋田産の杉や青森県産のヒバがふんだんに使われています。そして2号車にある明るい色を基調としたボックス席には、BUNACO製の照明が備え付けられ、温かみと安らぎを与え、落ち着いた空間に仕上がっています。
また、新型車両には、新たに「ORAHO(おらほ)」カウンターと「橅」のシンボルツリーが設置されているのが特徴的です。
地酒や、白神山地の自然水で入れたコーヒー、スイーツなど沿線の特産品を販売しており、車窓からの景色を堪能しながらお召し上がりいただけます。
その他、社内では「津軽伝統 金多豆蔵人形芝居」や津軽弁「語り部」実演、「津軽三味線生演奏」など予定されております。詳しくはこちらをご確認ください。
さらに、五能線は2016年7月30日に全線開通80周年を迎えます。全長約147.2㎞、秋田県東能代駅と青森県川辺駅を結び、沿線には白神山地や日本海、そして津軽平野の絶景が堪能できます。
1936年の開通以来、地域住民の足として活躍し、やがて観光路線として脚光を浴び、「一度は乗ってみたいローカル線」として全国的に人気が高く、旅人や鉄道ファンを魅了し続けています。
五能線全線開通80周年記念イベントも開催されております。詳しくはこちらをご確認ください。
是非、今年の夏は、五能線で行く「風光絶佳」の旅をお楽しみください。
問い合わせ先
JR東日本旅客鉄道株式会社 秋田支社
HP: http://www.jreast.co.jp/akita/index.html
リゾートしらかみ「橅」編成
HP: http://www.jreast.co.jp/akita/resort-buna/index.html
五能線全線開通80周年記念Webサイト
HP: http://www.jreast.co.jp/akita/gonosen80th/index.html
by トリッキー
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