南部裂織(なんぶさきおり)は着古した着物を細く裂いて再び織り込んで作ります。
東北地方では寒さのあまり綿が育たず、着物に使用する木綿は大変貴重で、着古して擦り切れた着物は裂織として織り込み、こたつ掛けなどに再利用するのが当たり前でした。
江戸時代の頃より行われていた北国の知恵、 農民の自給自足の生活から生まれたリサイクル織物、それが「南部裂織」です。
裂いて作った糸(というより紐?)は色も太さもとりどりで、どこにどのような糸を使うかで全体の模様が偶然に出来上がります。
落ち着いた単色のものからカラフルで印象深い柄まで、織り込む人の感性でどのようにでも出来上がる完全オリジナル商品。
ポーチにバッグにテーブルクロスなど、お店や通販で取り扱われている商品は基本的に一点ものなので、気に入ったものを見つけたら即買いがオススメです!
<お問い合わせ>
□南部裂織保存会 匠工房「南部裂織の里」
住 所:十和田市大字伝法寺字平窪37-21 道の駅とわだぴあ内
電 話:0176-20-8700
営業時間:10:00~16:00 ※体験の受付は14:45まで
定 休 日:月曜日 ※月曜日が祭日の場合は火曜日
H P:http://www.sakiori.jp/
□工房「澄」
住 所:八戸市三日町11-1 八戸ポータルミュージアムはっち 4F
電 話:0178-22-8228(はっち代表電話)
営業時間:10:00〜17:00
定 休 日:毎週火・水曜日
H P: http://hacchi.jp/floorguide/4f/index.html?f_number=4&no=3
by きむにぃ
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