明日は仲秋の名月。鶴田町では、「ツル多はげます会」のまん丸お月様を楽しめる「有多毛(うたげ)」が開催されます。
これまで本ブログも紹介していますが、平成元年に鶴田町の竹浪正造さんら13名で設立した「ツル多はげます会」は、設立日の2月22日(ツルツルの日)と旧暦8月15日(中秋の名月)の年2回、「有多毛(うたげ)」と名づけられた例会を開催し、会員同士、様々なイベントを通じて交流を深めています。
「有多毛」のメインイベントといえば、やはり「吸盤綱引き」。
会員同士が自慢の額(ハゲ頭)にくっつけた吸盤を紐で引っ張り合うというインパクトの強さから、これまで、さまざまなメディアに取り上げられてきました。
会の名前は知らなくても「吸盤綱引き」は知っている!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その吸盤綱引きを「ツル多はげます会」の体育会系イベントの最高峰とするならば、文化系イベントの最高峰が「ハゲ礼賛川柳」。
「ハゲをポジティブにとらえ、心から楽しみ、ハゲを通じて世の中を明るく照らす平和な活動を展開する」という会の趣旨に基づき、川柳をたしなむ会員らにより年1回開かれる句会では、頭部への思いがいっぱい詰まったユーモア溢れる「ハゲ川柳」が披露されてきました。
このように、これまで数多く詠まれてきた「ハゲ川柳」ですが、「是非、多くの方にご覧いただき、心の癒しにしていただきたい」との須郷会長や会員の熱い思いが実り、先月、厳選した83句が『ハゲ川柳』(ツル多はげます会/著、竹浪正造/絵)として河出書房新社から出版されました。
また、会創設者で、昭和30年から毎日、絵日記を書き続けていることでも知られる竹浪正造さん(98)が新たに書き下ろしたイラストが添えられ、さらに川柳の面白さが引き立ち、読み進めるほどに笑いが増幅していくこと間違いなしの1冊となっています。
「ハゲ川柳」と竹浪さんの挿絵。トレンディーエンジェルも大推薦の1冊です。
この他にも、会設立までの経緯や活動内容、ハゲ型分類表、さらに巻末には入会申込書と、会の情報が満載ですので、入会をお考えの方、ハゲをポジティブにとらえて生きていきたい方には、実用書・参考書としてもご活用いただけるのではないでしょうか。
現在、ハゲ型は6分類。新しい型が発見された場合は、随時追加します。
設立から28年が経ち、現在、会員数は59名を超え、全国に支部を持ち、また、会の未来を担う青年部まで立ち上がったハゲの総本山「ツル多はげます会」は、「鶴田町を世界のハゲの聖地」にすることを目標に、これからも“ピカピカ”“キラキラ”輝いていきます!
日本一長い木造三連太鼓橋「鶴の舞橋(鶴田町)」にて…
ツル多はげます会facebook
https://www.facebook.com/tsurutahagemasukai/
『ハゲ川柳』(ツル多はげます会/著、竹浪正造/絵、河出書房新社、1,000円(税別))は、青森県内をはじめ全国の書店、オンライン書店で絶賛販売中です。
詳しくは、河出書房新社「ハゲ川柳」サイトをご覧ください。http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309024912/
by MJ
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