青森ワイナリーホテル(旧:青森ロイヤルホテル)の地下に、サンマモルワイナリーの第2工場ができたときいて、見学に行ってきました。
ワイン工場は、別館の地下一階。ワイナリータウンと名付けられたゾーンにあります。
見学ゾーンのいちばん最初にあるのは試飲スペース!
サンマモルワイナリーの全種のワインと海外の有名ワインの試飲ができます。
試飲をしながら、いま飲んでいるワインがどのように作られているのかを学ぶことができます。まさにオトナの工場見学です!
最初に見える機械はは1時間に4000本も瓶詰めできる機械!むつの工場では手詰めで2000本/1日だったそうなのでいかに素早く作業できるかは歴然です。「これでこれまで以上にみなさんにお届けできます」と職員さんも嬉しそうでした!
続いては、元はプールだった場所を改築した保管庫。発酵用の5000リットルタンクが24基も入っているそうです。
1つのタンクから7000本近くのワインができるということで、これまで以上に沢山のワインを醸造できると見込まれています!目標は年に30万本(!)の出荷だそうです。
これらの機械は一見するとただの器具なのですが、赤ワイン用タンクと白ワイン用タンクの違いや、赤ワインと白ワインの作り方の違いなど、ワインにまつわる様々なことを教えてもらいながら見るととても勉強になります。
そして、最後はサンマモルワイナリーのラインナップが揃った売店!工場見学のあとはお買い物が弾んでしまうのは気のせいでしょうか?
(写真に写っているのは、支配人代理兼製造部課長のソムリエである白戸さんです)
サンマモルワイナリーのラインナップは食事に合わせることを意識しているそうです。また、鶴田町のスチューベンを使用したワインやアップルワインなど地場産品を使った「青森ならではのワイン」を目指しているのが大きな特徴だといえます。
なお、美味しい料理とのマリアージュを楽しんで欲しいとの願いから、この工場で買ったワインはホテル内のレストランに持ち込み可能だそうです。これは嬉しいですよね。
今回訪問した際はまだ工場が稼働していませんでしたが、10月頭からスチューベンワインの仕込みが始まります。
運が良ければ、圧搾作業などを間近で見ることができるかも?とのことでした。
冬の間を使って美味しいワインを醸造し、来年の4~5月にかけて瓶詰め作業を行う予定だそうです。
みなさま、ぜひ見学に行ってみてくださいね!
<青森ワイナリーホテル>
住所:〒038-0223 青森県南津軽郡大鰐町島田滝の沢100-9
TEL:0172-48-2881
FAX:0172-48-2897
工場見学:無料
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。