「りんごこけし」は、津軽系こけし(温湯(ぬるゆ)こけし)の伝統を受け継ぎつつ、新しい感性を活かして創作されたこけしです。
りんごこけし

温湯こけしは、青森県黒石市にある温湯温泉が発祥の地で、大正時代から作られて来ました。
温湯温泉は共同浴場を取り囲むように古びた木造の客舎が立ち並び、現在も昔ながらの湯治場が残る全国でも珍しい温泉街です。
温湯温泉

温湯こけしの魅力は何といっても素朴で無垢な子供をモチーフとした表情で、その可愛らしさに癒されます。
そして「りんごこけし」はこの地で生まれ育ったこけし工人の阿保正文(あぼ まさふみ)さんの手で生み出されました。
4寸(約12センチ)の小型こけしに、津軽系伝統の模様が絵付けされ、おかっぱ頭にりんごの帽子を被り、にっこり微笑む表情がとても愛らしいこけしです。
よく見ると帽子には葉っぱが付いてるんですよ。
帽子に付いている葉っぱ

りんごの色に合わせて赤黄緑の三色があり、青森ならではのりんごを組み合わせた斬新なデザインは特に若い女性を中心に人気があります。
赤黄緑のりんごこけし

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by きむにぃ
津軽こけし館 | |
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場所 | 青森県黒石市袋字富山72-1 |
TEL | 0172-54-8181 |
FAX | 0172-54-8250 |
時間 | 9:00~17:00 (冬期間12月~3月は16:00まで) 年中無休 |
料金 | りんごこけし 1本 1,300円(税込) |
Webサイト | 津軽こけし館-こけし通販- |