青森県内の半数以上の市町村で取り組みが行われ、一つのムーブメントにもなっている「まちあるき」。
日本有数の水揚げ量を誇り、港町の魅力あふれる八戸市においても陸奥湊&中心街(横丁)でまちあるき団体「八戸さんぽマイスター」が始動しています。
「八戸さんぽマイスター」は、平成27年度からスタートした市民ガイド養成講座の修了生達によるガイド団体。ディープ八戸の魅力を伝えるため、ガイド活動の本格化に向け日々トレーニングに励んでいます。
とある土曜日、そんな「八戸さんぽマイスター」の皆さんが行っている練習会に参加してきました。中心街&陸奥湊併せて4コースありますが、今回のブログでは陸奥湊Aコースの様子をご紹介です。※その他の様子はまた後日!
八戸さんぽマイスター(陸奥湊Aコース)の皆さん。笑顔がいいですよね。
手書きの「ガイド中」の文字が素敵です。
出発は陸奥湊駅前から。
港町らしい商店の店構えを見ながら歩きます。
八戸産の煮干しを全国に発送している浅倉商店さん。あなたの街のラーメンにも八戸産の煮干しが使われているのかも?
八戸産のウニを販売している磯辺ウニ店。アワビの貝殻に生ウニをぎっしり詰めて、炭火で焼き上げた焼きウニが人気商品。
港町らしい商店街を抜けると、お次はなぜか肉屋さん。
大きく松阪牛の文字が踊ります。「港町なのに」と思いましたが、これにもしっかり理由あり。
港に住む人達にとって、お魚はいつでも食べられる日常のもの。おめでたい時には高級なお肉を買ってお祝いするんだとか。これも港町ならではの文化ですね。
そしてまち歩きは川沿いに。
八戸市内を流れる新井田川は港の要。
往時には沢山の船が川沿いに付き、賑わっていました。
そのため、周辺の店舗は新井田川沿いに入口があり、銀行の窓口も川沿いに開いていたそうです。
川沿いを歩くと、今でもその名残を感じることが出来ます。
「お食事のデパート 喜代志」
お寿司、焼き鳥、ラーメンからパフェまで。
メニュー多彩なお食事のデパート。食事にデパートがあるなんて!
このお店も、川沿いに入口が設けられています。
続いては酒蔵。「八戸酒造」さん。八戸で200年以上続く酒蔵です。この時期、土曜日はお休みなのですが、この日は偶然社長さんと出会い、お休みにもかかわらず蔵見学をさせて頂きました。酒造りが始まる秋以降は土曜日も見学できるそうです。
その後、まち歩きは神社等を巡り、展望台へ。
八戸をぐれっと(全体を)見渡せる「ぐれっとタワー」から市街を眺めると、八戸の工業都市の顔と水産都市の顔、両方を見ることが出来ます。
そして最後。
これが最高でした。
港むら福さんの「味玉まんじゅう」!
全国でも珍しい?煮玉子専門店「沖野商店」さんの煮玉子が、なんとまんじゅうに。
数量限定販売のため、殆ど午前中で完売してしまうとのこと。この日は奇跡的に残っていました。「甘じょっぱい」=美味しい。間違いないです。新しい発見をしました。陸奥湊を訪れたら必食です。
この後、陸奥湊駅までもどって終了。港町の魅力を存分に知ったまち歩きになりました。
八戸さんぽマイスターは8月から本格始動を目指していて、ガイド料は、お試し価格1人1,000円でスタートする予定とのこと。
スタート時期については鋭意検討中!とのことですので、気になる皆さんは、8月以降に、八戸観光コンベンション協会さんに問合せてみてくださいね。
港町八戸の魅力を存分に味わえるまち歩き、本格スタートが楽しみです!
by key
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。