2017年9月22日、今年も最強毛豆決定戦が開催されました。このイベントは生産者が自慢の毛豆を持ち寄り、今年の最強の毛豆を決定するもので、今回が第5回目の開催となります。一般審査員として参加してきました。
会場は弘前市「津軽屋台村 かだれ横丁」。一般審査員、毛豆研究会の会員、生産者の方など総勢80名ほどで、厳正な予選が始まりました。
毛豆といえばビールなどのお酒が付き物ですが、厳正な審査なので、飲み物は口直し用の水だけです。予選へのエントリーは11組。とにかくどの毛豆もおいしいことは分かるのですが、その味の違いを見極めるのは非常に難しいと感じました。審査員はみなさん夢中で毛豆を食べ比べるので、あっという間に毛豆の殻の山ができます。
予選を通過できるのは4組、自分の投票した毛豆が予選を通過できるかどうか、結果発表では緊張感も漂います。ちなみに、私が投票した毛豆は見事予選を通過しました。
続いて、予選通過の4組に前回入賞した3組を加えた7組での決勝が始まります。
さすがは決勝、どの毛豆もとにかくおいしいんです。予選よりもさらに食べ比べは難しさを増しています。その中でたったひとつの毛豆を選ぶのは予選を上回る難しさでした。
そして、決勝の結果が発表され、今年の最強毛豆であるグランプリが決定しました!グランプリに輝いたのはなんと今回初参加、田舎館のふくし農園、福士茂さんの毛豆でした。
表彰式での表情からは、すでに王者の貫禄が感じられました。そして、なんと小学校として初の参加となった高杉小学校の2年生が銅賞に入賞する快挙を達成し、会場は大いに盛り上がりました。
毛豆の食べ比べは初めての経験でしたが、おいしさの中にも味の違いがあることに驚き、会場では毛豆を愛する審査員の方々の熱気と、参加した生産者の方々の熱い想いを感じることができました。最強毛豆決定戦は来年のこの時期に間違いなく開催されることでしょう。毛豆が大好きな方も、毛豆についてはよく知らないという方も、ぜひ審査員として参加して、最強毛豆のスゴさを実感してみてください。
ちなみにですが、決勝審査では私はグランプリを受賞した福士さんの毛豆に投票しました。これもまた審査員としての楽しみのひとつですが、おいしい毛豆をたくさん食べられたことが、いちばんうれしかったかもしれません。
byだーくほーす
青森毛豆研究会事務局 | |
---|---|
場所 | 青森県弘前市百石町38-1 株式会社コンシス内 |
TEL | 0172-34-9710 |
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。